すっかり冬模様で雪がチラホラ舞っています。
身近で風邪をひいている方が急増中。
しっかり温めて免疫力を高めていきたいですね。
今日も靴下増量して履いてます。
さて、今でこそ日の出前に起きて朝の気功ボディワークをして、
砂糖類は取らずに雑穀ご飯を食べるという、とても健全な生活をしておりますが、
以前は全く健全ではなかったのでした。
特に20代の頃は、全く身体に対してひどい扱いをしていました。
20代の中でも特にひどかったのが、フットセラピーのサロンで働いていた時です。
実は私、最初の就職先が役所で公務員でした。
でも自分の本当にやりたいことを仕事にしたいと思い、
人のためになること、人の身体のケアの仕事をしたいと、
役所を退職し(周りからは勿体ないと反対されましたが・・・)
勉強をしてサロンで働くようになりました。
正直、自分でも天職だったと思います。
来てくれたお客様はほぼ100%リピーターになってくれたし、
ほとんど宣伝していなかったにも関わらず、いつも予約でいっぱいでした。
当時はそういったセラピーが受けられる所は他に無かったですし、
女性専用だったのも良かったのだと思います。
しかし、私は大きな間違いをしてしまったのです。
仕事に没頭しすぎて身体を酷使してしまった。
休みもとらず、朝から深夜まで毎日働いて、食事もろくにせず睡眠も4時間程度。
そんなことを2年半続けて、ある日身体が動かなくなりました。
頭では起きようとするのですが、自分の意志で起き上がれなくなっていたのです。
私は少し休めば大丈夫だろうと思ってました。
だけどその間に、知らないうちに私は辞めることになっていたのです。
いきなり鼻先でドアをぴしゃりと閉められたよう。
私の言い分は何も信じてくれませんでした。
あの時の恐ろしい気持ちは今でも忘れられません。
私はこの先、いったい何をして生きていったら良いのだろう?
空っぽになっちゃいました。
ちょうど不景気な時期で、正社員で働く場もなく派遣で働きましたが、
何度も何度も派遣切りにあいました。
そのたびにやっぱりフットセラピーの仕事に戻ろうとしたのですが、
その仕事をすると魂が抜け出るかのような、ひどい疲れに襲われるようになりました。
きっと身体を酷使しすぎて、エネルギーが枯渇してしまったのでしょう。
その後も何度か別のヒーリングを習ったりして、試みてみましたが、
もうできないとわかりました。
一つの自分の才能で、人に喜びを与えることができるお仕事でしたが、
自分のやり方がまずかったので、残念ながらできなくなってしまいました。
あきらめるまでは、かなりの年月を要しましたが、
今は手放すことができて良かったと思えます。
手放すことができたから、今私には私にしかできないことがあるのだと思います。
今はちゃんと自分で自分の身体を整えようとしています。
まずは自分のことは自分で健康にしないと、
他人を癒そうなんて無理なんですよね。
そんな若かりし頃の物語、読んでくださってありがとうございました。
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