昨日、町田樹選手が引退を発表されましたね。
世界選手権も辞退し、今後は早大大学院スポーツ科学研究科に進むそうです。
引退を聞いたときは、とてもショックでしたが、
彼なりの自分を活かす道を選択したのだろうと思います。
ここで星読みも交えつつ、町田君のことを書こうと思います。
全日本の前に語っていた言葉、
「プログラムに明確なコンセプトと思いが詰まっている」
私は、物語が背景に見える町田君のスケートが好きでした。
勝つという意識より、芸術作品として極めること、
観客にどう良いアングルで、見せられるかを意識してのプログラム作り。
ここでは太陽星座うお座の想像力と感性が光っています。
芸術作品としてのこだわりぬいたプログラム、
思いを伝えるためにジャンプはあると町田君は言っていました。
月星座がしし座なので、創造力と自己表現の思いは元々持っていたのですね。
太陽に冥王星が120度の角度をとっています。
全く新しいものを創り出そうといういう意識、
「フィギアの概念を超える作品を作る」
という言葉からもうかがい知ることができます。
金星と火星の0度で、体を使って美しい表現力という点では、フィギアはぴったりですね。
自分で自分の振り付けもできる、数少ない選手ですね。
彼の白夜行のナンバーは秀逸です。
東野圭吾の白夜行で泣いた方におすすめです。
町田君はとても努力の人で、強い意志で一つずつ積み上げてきた実績もあります。
とても忍耐強く、努力を重ねてきたところは、
火星がやぎ座にあること、それに土星が0度となっています。
一時メディアで「町田語録」なるものがピックアップされてました。
これでちょっと変わった人と見られることもあったかと思いますが、
これは町田君なりに考えての表現力。
知名度が圧倒的に無いことは十分承知していたので、
奇抜な言葉でメディアを惹きつけたのですね。
これはオリンピックに出場する選手が、なんだか知らない人がでてきた・・・
と応援する人たちが白けてしまわないように、との気持ちでした。
なのでオリンピック以降は町田語録は封印されています。
人を驚かせるような奇抜な発言は、想像力豊かな水星うお座に
120度の角度をとっている、変革の星の天王星、
これをうまく使われていますね。
実際に取材した記者さんは、町田選手はとても真面目で誠実だと印象を持たれています。
全日本でのショートでの演技、とても素晴らしかったですね。
悲恋の物語がベースにあるプログラムは、
見ていて胸が締め付けられるような切なさを味わいました。
フリーの第九ではジャンプの失敗はありながらも、
静から動へ、クライマックスに向けて力を解放していくような様は、
まさに息をのむような演技でした。
解説者の解説が無かったほどでしたもんね。
ホロスコープでは、冥王星と天王星、ついで海王星が影響力を持っています。
古い概念から抜け出して、無からまったく新しいものを創りだし、
それが人々の心に響き、感動を与えていくだろうと思います。
今後どのようにフィギアに関わってくるのでしょうか。
どんな形であれ、また町田樹という人物が活躍する場面を楽しみに待っています。
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