最近こんな質問がありました。
「占星術で自分の人生が最終的にどうなるのかってわかるの?」と。
どうなるかというより、ご本人がどうしたいかがまず先ですが・・・
最終的な着地点って基本的に土星です。
(ただこれからの時代、天王星、海王星、冥王星も個人的に使えるような感じですし、土星だけで終わらない気もしますけど、これは検証が必要です)
土星はこの現実社会を生きていく上での、枠組みを作ります。
ここからここまで~みたいな。
それが無いと限界を超えて、太陽は際限なく未来を創造していきますし、月はいくらでも過去を懐かしみ続けます。
土星の星座がその価値観を、ハウスがそのステージを表します。
例えば私は、土星が双子座で11ハウスです。
双子座ですから、コミュニケーションに関わること、伝えることです。
異なる世界を橋渡しするような役目でもあります。
また専門的というよりは、ビギナー向けに様々な知識を伝えていくようなイメージですね。
フットワーク軽く、わからないことはサクッと教えまっせー!的な。
11ハウスなので、サークルとかカルチャースクールみたいなところ
また時間や空間を超えた水瓶座的なところなので、インターネットなどを使ってというところですね。
また私は土星が14度なので、サビアンシンボルが「テレパシーでの会話」
これ最初に見た時、意味わからんって感じでした。
だって双子座って論理的なものを大事にするのに、テレパシーって???
でも昨年くらいから、言葉を超えたものを受け取る、また伝えるということを体験してから、そういうことか!と理解しました。
言葉ってどうしても限界があるから、それ以上にエネルギーで伝えるということが大事ということなんですよね。
土星の持つ性質は、若い時はわからないものがあります。
人生をいろいろ経験することで、しみじみとわかるのが土星なのでしょうね。
特に50歳以降になると、土星の年齢域なのでより感じるものがあると思います。
50歳以上の方がセッションを受けられることがありますが、多くの経験をされて人生が深まっているからか、ホロスコープをより深く実感される方が多くいらっしゃいます。
自分の持つ星は、生まれたてのままじゃなくて、人生の中で磨かれていくんだなあと感じます。
そのたびに人生の先輩の歩んできた道に、尊敬の気持ちが湧いてきます。
土星という時をかけて成熟させる天体の恩恵は、この現実社会を生きていく上でかけがえのないものだと感じます。
私自身はまだ木星の年齢域ですが、土星の成熟期も楽しみです
そんなわけで人生の最終地点は土星でした!な話でした。
とはいえ、地球も宇宙も変化しているし、そうするとまた着地点も変化するだろうからわからないですけどね。
いろいろ捉われすぎず、柔軟にいきましょう^ ^
星がこうだからこうしなくては!なんてないし、やりたいと思わなければやらなくても良いですもんね♪