週末は、とても勉強になるワークショップに行ってきましたよ。
岡山からアルデバランの中村さんを招いて、
皆でちくちく布ナプキンを塗って、茜で染めるワークショップ。
ちくちくしながら、気ままにおしゃべりする・・・
これって昔から女性がやっていたことなんだろうなあ、と思いました。
手仕事しながら、なんだかんだ話すのって癒されますね。
そして縫いあがったら、いよいよ染めの作業です。
今回は、茜で染めました。
茜は、浄血作用や身体を温める作用があるそうです。
染めの作業をしながら、いろんなお話が聞けました。
元々女性は、大地と繋がる力を持っているのだけれど、
使い捨てナプキンを使うことで、大地と遮断されて、
上へ上へとエネルギーが昇ってしまい、
結果、男性のように社会で生きてしまう。
なので、布ナプキンを使うことで、大地と繋がることができるんだそう。
そして、染めるというのは、布に薬効成分を移すということで、
色を付けるつもりでなく、結果的に色がついたということらしい。
現在、草木染めやってますという布製品は、ケミカルな添加物を使っている所が多いそうで、
なぜそうなるかというと、自然なものだけで染めた布を使うと、
その薬効成分が皮膚から体内に吸収されるので、
色が抜けてムラになるそうで、知らない人だとクレームになるので、
添加物を使う業者が多いそうなのです。
そう、植物だけで染めた布は、薬になるんですね!
こんな言葉を教えてもらいました。
「草根木皮(漢方薬)、これ小薬。
鍼灸、これ中薬。
飲食衣服、これ大薬。」
皮膚という臓器は、身体を覆っていて、他の感覚器官より圧倒的に面積が大きい。
その皮膚を覆う服は、臓器の一部と言っても良いくらい重要なもの。
食べ物も薬だし、衣服も薬。
それに、経皮吸収が二の腕の内側を1とすると、
膣の経皮吸収は、なんと42倍!
これで、ずっと使い捨てナプキンを使っていたとすると、恐ろしいですね・・・。
布ナプキンを使う大事さって、すごくわかります。
皮膚が使い捨てナプキンのように、ケミカルなものに触れると、
きゅっと閉じてしまうので、月経時にうまく排出されなくなってしまうんですね。
しかもダイオキシンなど、ホルモンを乱すような物質を吸収してしまいます。
昔、初めて布ナプキンを使った時、とても暖かく包まれている感覚を味わいましたが、
これはきっと大地と繋がった喜びだったのかなあと思います。
皆で塗って染めたナプキンが干されている様子↓
キレイなピンク色に染まりました。
染める作業の間も、ずっと揺すったりして手をかけているんですよ。
ほったらかしでも染まるそうですが、
ずっと手をかけている方が、全然仕上がりが違うんだそうです。
楽しかったし、とても充実した一日でした。
そしてこの日は満月。
その日の夜は、浄化がおこりました。
お腹PPだし、吐くし・・・。
いらないものを一気にだした感じです。
今日は復活して、スッキリしています。
満月の浄化と、茜の浄血力が相乗効果できたのかな。