身体の悲鳴は自分の悲鳴

ちょっと月経について書こうと思います。

10年くらい前から、月経時の出血量が大変に多くて

(というか10年くらい前から布ナプキンに変えたので、

出血量が多いことに気づいたのですが)

ここ数年は日常生活に支障をきたすようになってきました。

月経前の眩暈、強烈なだるさ、頭痛、

そして出血量の多さで、外出もできず

家事もできない状況になってきました。

それでもきちんと28日周期で月経が来ていたので、

その時だけ仕事や予定を入れずに

家で休んでいれば良かったのですが、

一昨年くらいから、周期が乱れてきて

いろいろ予定をお断りをするようになってきてしまいました。

そんなわけで、なんとかしなくては!と

いろいろ調べて、昨年から低用量ピルを飲むことにしました。

病院に行って、状況を話して低用量ピルを飲みたいと伝えると、

あっさり「じゃあ出しますから」と終わり。

ええ?検査も何も無しで????

問診も無しで???

と疑問はありましたが、ピルを飲み始めたのです。

幸い懸念していた吐き気などの副作用は無く、

月経周期もきちんとして、予定も立てやすくなりました。

しかし、出血量は減りません。

そして、月経前のPMSがひどくなりました。

ピルは3週間飲んで、一週間の休薬期間中に

月経がやってくるしくみです。

その休薬期間中の体調の悪さが最悪で、

特に月経前日の頭痛がひどく、

まるで黒妖精がトンカチを持って集まって、

頭をどついているような感じでした。

この時の私は更年期がやってきたかと勘違いしてました。

病院で相談をしたのですが、

「頭痛薬をのめばいい。」とのアドバイスだけでした・・・。

そして病院で血液検査をしました。

副作用で血栓ができやすくなるので、

そのために血液検査をするそうです。

結果、血小板の数値が基準よりかなり低くなってました。

これは、副作用の可能性があるということで、

低用量ピルを飲むことを中断することになりました。

さてこのピルを中断した時期が

ちょうど食が変わってきていた時期でした。

これが思わぬ効果がありました。

まさに医食同源を体験したのです。

以前の私は、砂糖ジャンキー、チョコレート中毒。

毎日板チョコ一枚分は食べていました。

調味料はこだわって、食品添加物は取らない、

なるべくオーガニックなものを食べてはいましたが、

どうしても甘いものをやめられなかった。

心がささくれると、甘いもので鎮めるという感じ。

長くなったので、また続きは次回に。

小さな悟りを積み重ねる

珍しく新書のコーナーで光っていたので

借りてきました。

あっちなみに私が本を選ぶ時は、

光っている本にしています。

光っている本を読むと、

その時に必要な言葉や気づきがあります。

それでこの本には、

私的には衝撃的な言葉がありました。

「人生の意味を問うことに意味はない」

人生に意味はないのですって。

私、人生に意味はあると思ってました・・・。

でも本を読んでいくと、とても納得。

人生を尊いものと思うから、ややこしくなる。

この瞬間に目の前のことに集中して、

片づけていくのが人生。

「無常」についても、非常に分かりやすく書かれていました。

この作者さん、スリランカ上座仏教長老で、

仏教の見地から、

いちいちなるほどーと思うことが書かれてあって、

ちょっと仏教に興味を持ちました。

私が輝くと世界も輝く

前回書いた、小宇宙のお話の続きですが、

例えば小指をタンスの角にぶつけると

ちょーーー痛いショック!

痛いのは小指だけなのに、私という全体で痛みを感じる。

身体が小宇宙なのだから、

これが宇宙だとすると

私個人が痛みを感じると

宇宙という全体が痛みを感じる。

足のツボを押したり、足首回しをすると

私という全体で気持ち良さを感じる。

私という個人が喜びを感じると

宇宙という全体が喜びを感じる。

きっとミクロコスモスとマクロコスモスは、こういうことなんですよね。

全てが一つのいのちを生きている。

だから、皆が繋がっているってことなんだね。

一つが個別化されているように見えるだけで、

全体で見ると、皆同じなんだね。

個別化されたいのちが、一つでも輝けば、

同じいのちを生きている、皆が輝く。

だから皆それぞれが、自分の物語を生きることが大事。

人のためでなく、自分のための人生を生きることが、

結果的に人のためになっている。

そんな人生だと良いなあ。