冥王星の逆行が終了~それでも消えない光と共に

本日28日お昼頃、山羊座で上弦の月です。

同じく山羊座にある冥王星は、4月から始まった逆行を終了しました。

 

4月からの約5ヶ月間を振り返って、いかがでしたでしょうか?

冥王星は太陽系の一番端にあり、銀河との接続点です。

冥王星が人生の中で働く時、もう一度心と身体と魂を結びなおし、新たな生き方に変容していきます。

 

この地球にやってきた時に、約束してきた使命を思い出し、魂の望む生き方を創りあげていきます。

 

大きな変容となりますが、これまでの人生を

否定するようなものではなく

今までのことがあったからこそ、今の私がある

今までの経験を全て活かしていく力です。

 

使命とか魂の生き方というと現実生活や日常から、かけ離れるようなイメージもあるかもしれません。

もしかけ離れていたとしたら、それは使命でもないし、魂の生き方ではないと思います。

 

全てが日常にグラウンディングしていくものですね。

 

例えば、大切な家族や友人との時間を大切にしたり

洗濯を干すのも、お茶を入れるのも

全てが無意識ではなく、愛がこめられていくもの

 

冥王星は大きな愛を思いださせてくれて
そして全ての生活にこめられ

一瞬一瞬がかけがえのないものだと気付き

今を生きることに繋がっていきます。

 

だから、自分にとって無理をしていたことは、終わりになっていくし、

生き方が変わっていくこと

どう自分があるかなんだと思います。

 

この春から、なかなか思うように進まなかったり

心がボコボコになるようなこともあったり

自分の弱さを知ることもあったかもしれません。

 

だからこそ、自分の本当に大切にしたいことが見えるし

また立ちあがる時に、力強くなっている自分を発見します。

 

それでも消えなかった光を大切に、人生を再び創造していく時。

そして何かを付け足したり変えようとするのではなく、ありのままの私を表現していくのだと思います。

 

現在「留」となっている冥王星は、10月に順行に戻り

そして10月10日に木星はさそり座に入ります。

 

冥王星はさそり座の守護星です。

 

闇を見つめるほどに、力強く立ち上がり変容し新しくなっていく

光だけでは進めない

闇も光も全て受け止めて

自分にとって最高、最上を選び取っていく時です。

 

さそり座や冥王星について書く時、いつも思いだす映画があります。

「ゼロ・グラビティ」

 

全てをあきらめかけた主人公が、また再び立ち上がり自分の人生を生きる、まさに変容の物語です。

その中で主人公のセリフが印象的です。

「結果はどうあれ、これは最高の旅よ!」

 

木星がさそり座に滞在する一年間、そんな風に言える私でありたいと思います。

秋分~天秤座シーズンの始まり 新たな私に出会う

海が潮の満ち引きを繰り返すように

私たちが呼吸、吸う吐くを繰り返すように

一年をめぐるサイクルも、陰陽を繰り返しています。

 

昨日23日は秋分の日。

昼と夜の長さが等しくなり、陰陽のバランスも等しくなる時です。

そして太陽は天秤座に入りました。

 

春分 牡羊座

夏至 蟹座

秋分 天秤座

冬至 山羊座

 

とそれぞれ活動宮の星座のスタートとなります。

 

 

12星座のスタートである、牡羊座(春分の日)に
種まきしたものを、乙女座で収穫し
天秤座からご披露するところ

社会デビューのようなところです。

 

それまでは個人で高めたものを、今度は人様の反応をいただくところ。

評価をいただくところですね。

 

評価を受けるって、怖かったりしますよね。

批判されるんじゃないか

ダメだしされるんじゃないか

それが本当に自分のやりたいこと

本質の望みであるほど

想像しただけで、怖くなって足がすくみます。

 

今の自分では完璧ではないからと、もう少し自信をつけてから、もう少し勉強してから、と先延ばしにしていると、ずっと同じところで立ち止まってしまいます。

 

今の私だからこそ、できることがある。

ここで一歩踏み出すことで、まるで鏡のように相手の反応により、また新たな自分を知ることができます。

 

天秤座は、突き抜けていくようなパワーです。

自分だけの世界から抜けて、人との出会いによって、新たな自分を知る時です。

新たなわたしとの出会い。

 

あなたとの出会いがあったから、新たな私に出会えることができた。

一人の世界ではけっして、出会えなかった私。

たくさんの感謝と共に、さらに磨かれていく私。

社会の中で活かされていく実感。

 

そして、天秤座の次に蠍座が控えています。

さらに自我を脱皮するように、突き抜けパワーのある星座です。

自分と他者、自分という小宇宙と外宇宙をシェアし、変容を促されます。

そして常に「本気か?」と問われます。

 

太陽がめぐる1年のサイクルでは、1つの星座は約1ヶ月ですすが、木星がめぐるサイクルは12年、1つの星座に約1年です。

 

これまでの1年間は、天秤座のテーマが私たち全員にありました。

今年の10月10日に木星は、蠍座へと入ります。

そこから約一年、全員に蠍座のテーマが与えられます。

 

常に私たちは、宇宙から星から問いかけられます。

「本気か?」「全力なのか?」と。

どう応えていくのか、そこは自由意志があります。

 

何よりも自分が自分に誇れることが一番なのだと思います。

それは獅子座でつくった誇り。

私は私である。

ごまかしのない「ありのままの私」

 

 

 

天王星と木星が揃う時

ここのところ天王星と木星が、私たちのいる地球を挟んで向かい合っています。
天王星―地球―木星
ぴったり一直線に並ぶのが、9月28日です。

天王星と木星、この2つの組み合わせは、今までの枠をスッコーンと突き抜けて、広い世界へ押し広げていくようなパワーです。

ただここに土星が響き合ってますので、足元もちゃんと見て現実的にというところもあります。
それか、ごちゃごちゃ考えるのは置いといて、とにかくやってみる
その後に現実的に構築していく
なんて働きにもなるかもしれません。

やってみたら、けっこう自分の幅が広がったよね
なんていうことも、あるかもしれませんね。

現在、天王星はおひつじ座に、木星はてんびん座の領域にあります。

おひつじ座に天王星が滞在する間は、私は私であるという
本来の自分に目覚める時です。
(社会的にはエネルギー革新の時代でしたが、こちらのブログでは個人レベルの話をしますね)

こうであるべきや、愛されるための自分作りなどを超えて
今までのルールから解き放ち、純粋な自分の目覚めを促します。

今までとは違う生き方、あり方を模索する方も多かったのではないかと思います。

より個性が発揮されていく時代
そこに天秤座に滞在する木星と響き合います。
個性が発揮されるからこそ、パートナーや仲間との信頼関係を築き、豊かさを分かち合うことをサポートしてくれるのだと思います。

こんな自分を出したら、どう思われるだろう
嫌われるかもしれない、なんて恐れもあるかもしれません。
それはそれで胸に抱きながら、よいしょっと突き抜けてみると
意外とそっちの方が自然だったりするかもしれません。

本来の自分って、偏りがない自然な状態なので、そちらの方が楽だったりします。
だからこそ、パートナーシップも自然にいくのでしょうね。

明日13日は双子座で下弦の月ですね。
ここに土星、木星、金星が響き合っています。

少し遊び気分も混ぜながら語り合い、信頼と共に新たな人間関係を築くには良い時ですね。

今後の星の動き
9月18日 明け方東の空に、細い月、金星、レグルスが集合
9月19日 水星食
9月20日 おとめ座で新月
9月23日 秋分
9月28日 やぎ座で上弦の月
9月29日 冥王星が順行へ