立夏、水星逆行から順行へ~光も闇も全部の私で

土用明け、本日5日は立夏、夏のシーズンへと入りました。
そして水星は昨日、逆行から順行へ転じました。

土用の期間でもあり、水星逆行の期間でもあった4月半ばから
身体と心を養いながら、少し過去を振り返ったり
見直しをしたり、改善したりなど少し立ち止まる時でした。
そこから、また少しずつ動き始める頃ですね。

それを祝福するように、今夜から出現する水瓶座η流星群が、7日の明け方に極大です。

月は11日さそり座の領域での満月に向けて、満ちていく時です。

さそり座の月、おうし座の太陽が向かい合う満月の状態
さそり座とおうし座のラインは、生命の強さ輝きを感じます。

「生きる」よりもっと「生き抜く」といった方がぴったりきます。
地球の核で燃えるマグマのように、根源的な生命の力
それは光も闇も全て抱えどんな状況だろうと、それでも生きていく
大地に力強く立つ、意志の強さでもあります。

きっと光の部分だけでは、前に進めないのかもしれません。
自分の中の闇を見ないようにしたり、切り捨てたりしていたのでは
自分の人生を歩めないのだと思います。

だからこそ、水星逆行や土用期間である4月のように、少し立ち止まり
自分の中の弱さ、未熟な私と向き合い
事実をそのまま受け止める
そしてそんな自分でもOkを出せる
そういった時期も必要なのでしょうね。

そんな時だからこそ、人のやさしさが身に沁みたり
一緒にいてくれる人、分かち合う存在がいることを
とてもありがたく思えたりするんですよね。

今現在関わっている人、過去に関わった人、さらに先祖にいたるまで
たくさんの人との関わりで、生きていること
本当に一人ぼっちになることはないんだと
そこに気付いた時、とてもありがたい気持ちになります。

さそり座もおうし座も、こうと決めたら何がなんでも進んでいく強さを持ちます。
全然ダメじゃんっな、ブラックな自分も共に
全身全霊で生きていく意思の強さですね。

どんな自分でもまるっと受け止めて、抱きしめて
どの自分も全員参加して統合し、また立ちあがっていく
そのたびに、またバージョンアップした私でいけるのでしょうね。

 

宇宙の真ん中にいることを感じてみる

5月5日の立夏まで、土用の期間ですね。

そして水星は逆行中で、4日に順行に戻ります。

3日は獅子座で上弦の月です。

 

このGWは、物事をどんどん進めるというよりは

ちょっと立ち止まって、点検する

過去を振り返って、宝物を見つける

うまくいってなかったことを、やり方を変える

またはやめてみたり、保留にする

ということに適している時期なのだと思います。

 

また身体も心にも栄養を与えて、養う時でもありますね。

土用の時期は、消化器系~胃と脾のエネルギーの流れを調整する時です。

脾は消化吸収だけでなく、食べ物から得た身体に必要なもの、エネルギーを身体中に配ります。

 

脾は感情では、思い悩み、心配症などに相当します。

悩み過ぎて、悪いほうに考えすぎて、前に進めないなんてなりがちです。

 

脾が疲れていると、妙に甘いものが食べたくなるようですね。

白砂糖系のケーキやチョコ、アイスなどは、ますます脾を疲れさせちゃいます。

野菜などに含まれる、自然の甘味は脾を元気にしてくれます。

 

特に地の野菜は、その土地で生きていく知恵やエネルギーがつまっています。

その野菜の自然な甘みを感じながら、よく噛んでいただくことは、身体も心にも栄養になります。

 脾が元気になると、自然と前向きな気持ちになります。

さらに身体中にエネルギーがみなぎっていきます。

今は新緑が美しい季節、太陽が牡牛座シーズンですから
外で思いっきり身体を動かし、鳥のさえずりや小川のせせらぎを聞いたり
森の中で気持ち良く深呼吸したりと、身体の感覚を呼び覚まし、
この身体で得る喜びを、十分に楽しむのにピッタリですね。

ちょっと立ち止まってみる
その時にこそ味わえるものってありますね。

自然の中で、宇宙の真ん中にいることを感じてみるのも良いですね。
土用は宇宙を構成するエレメントである、五行の中心でもあります。
この時期を大切に過ごすことで、自分は宇宙、自然の一部であること
そして共にあることを感じられるのでしょうね。

だからこそ、さらなるインスピレーションが豊かに湧いてくるのだと思います

突拍子もなかった天王星的な恋愛の話し

昨日、金星について書いたので、また続けてみたいと思います。

金星は恋愛で出やすいと書きましたが(実際は金星と火星がセットですが)
自分の金星がどの星座にあるかで、どのように愛されたいか、扱われたいかなどに影響を与えます。
また趣味とか好みなどにも出やすいですね。

例えば私は金星の星座は水瓶座なので
宇宙とか古代遺跡とか大好物です。
甘い会話よりも、知を刺激する会話が好きです。
そしてやっぱり「こんな人他にはいない!」という突拍子もないような、個性的な人が好きです。

ただ星座は価値観や好みなので、実際に恋愛における行動は違います。
私の金星は土星とつながっています。(アスペクト)
なのでどんなに個性的で魅力的な人でも、現実的に無理(女性にだらしないとか、結婚してるなど)だと、内なる土星がばっさりといきます。

重要なのは土星的な、誠実さ、信頼、時間をかけて関係性を積み上げることとなります。

こんな風に金星だけではなく、どの星とつながっているかで、同じ星座でも違うんですよね。
これはお一人お一人違うので、面白いなあと思います。

ところで、どう考えても土星が発揮されなかった恋愛が、過去にありました。
もう20数年前の話ですが、とんでもなく個性的な方とお付き合いしたことがありました。
後にも先にもあんな恋愛はないんじゃないかなと思います。
(突拍子過ぎて、詳しくは書けませんが)

それでその時期のホロスコープがどうなっていたか、見てみました。
私の持つ金星の位置と、空で動く天王星の位置が、ばっちり重なっていた時期でした!

天王星・・・その勢いは土星の枠や安定さをぶち破ります。
天王星のパワーで、まるでアクシデントのように、今までとは違う体験をして、新たな自分に気付いていきます。
個性、自由、覚醒、変化、リニューアル、オリジナリティなどのキーワードがあります。

それで、その方とお別れしたのは、ちょうど天王星が離れていった時でしたよ(笑)
また土星モードに戻ったのです。

まあ当時は大変だったわけですが、時間がたった今は良い経験だったなあと思います。
あのおかげでこんな自分がいたんだ!という発見がありましたから。
あの時、私の金星が天王星モードに入ったんですよね。
元々持っている土星モードだけでは味わえない、良い体験でした。

空で動く星は、私があまり使ってなかった星のパワーを発動させて、新たな気づきを促すので、面白いなあと思います。

特に天王星はゆっくり動きます。
12星座を一周するのに約84年です。
自分の持つ星に天王星スイッチが入るのは、人生の中でそう何度も無いことです。

今まで自分はこんなものだと思っていた枠組みを
天王星はぶち破り、枠から解き放つ役目となります。
あらたな自分に出会える、そしてまた新しい自分で歩んでいける
そんな天王星のスイッチ、大事にしていきたいですね。

最終的に金星から天王星の話になっちゃいました。
今見ている視点から、また違う角度で見させてくれる天王星は、個人的に好きな星です。
なんといっても自転軸が天王星だけ、横倒しですからね。
他の星と見る角度が違うんですよね。

「!!!」な体験をした時、それは天王星スイッチが入った時かもしれませんね。

ところで、今現在の空では、天王星と水星が同じ位置にいます。
今までとちょっと違う考え方だったり
いつもと見る視点を変えると、新たな突破口が開かれそうですね。

いつもと違う視点・・・高いところにでも登ってみようかしらね。