純粋な愛を見つけてまた再び歩き出す

金星は28日夜に牡羊座へ入りました。

金星は愛の表現、愛される喜び、身体の感覚(五感)、自然への賛美、調和、センス、趣味、快楽などを司ります。
金星は人生を彩り豊かにするものですね。
簡単に言うと、トキメキです。

恋愛で一番出やすいですが、全ての人間関係において仲良くなったり、調和を保つのにも金星パワーはなくてはならないものです。

金星は2月にも牡羊座へ入りましたが、3月から4月半ばまでの逆行でいったん魚座まで戻り、また再び牡羊座へとやってきました。
逆行で魚座に戻ったことで、悲しみや嘆きをいったん吐きだし、
その泥のような闇のような中で浄化され
純粋な愛を見つけてまた再び歩き出す
そんな流れのように感じます。

鳥がうたうように
花が咲くように
私たちも、ただただ自分の中の愛を、表現する季節なのでしょうね。

今現在の太陽は牡牛座にあり、牡牛座の守護星は金星です。
また明日30日、金星は最大光度です。
明けの明星として、キラキラと輝く金星
太陽が昇っても、光度が高いので青空の中でも輝いて見えます。

少し早起きして、輝く金星を眺めながら、私たちの内にある輝きも感じてみると良いでしょうね。

けっこう生活に追われていると、置いてきぼりになりがちなトキメキ
いつもの生活にトキメキを意識してみるのも良いですね。

そうやって内なる金星パワーが元気だと、こころが穏やかになるし、いつでもそこに愛を感じられるようになるんですよね。

今、金星は土星と響き合っているので、変に浮足立たず、誠実さと真心を持って歩んでいくことを応援しているようにも感じます。

牡牛座新月に思うこと

本日26日21時過ぎに、牡牛座の領域で新月となります。

●●座で新月とか満月とか、どういうことかというと
私たちが住む地上では、方角を確認する時に東西南北を使います。
私たちが住む地球から、宇宙の方角を確認するのに
占星術的に12星座を使います。

地球が真ん中で、その周囲をぐるっと12個の星座のお部屋(領域)があり
惑星がそれぞれのスピードで動いている、といったイメージになります。

ちなみに実際の星座とは違います。
空間とか領域と考えていただくと良いと思います。
占星術では星座ではなく、サインといいいます。
(私は星座と言ってますが)

それぞれの星座の領域ごとに、性質が違ってきます。
よく学校のクラスごとで、優等生っぽいとか元気いっぱいとか、雰囲気が違うのと似ていますね。

先日「星って動くんですか!?」とビックリされた方がいらっしゃいました。
全ての星は動いています。
恒星である太陽さえも、銀河全体の中では動いています。

銀河だって移動してますものね。
いつか私たちの所属する天の川銀河と、アンドロメダ銀河が衝突する時、どのようになるのかワクワクします。
まあ40億年先なので、見れませんが。

ちょっと脱線しましたが、今回の新月は地球から見て、牡牛座の方角であるということです。
なので、牡牛座の要素を持った新月になります。

牡牛座については、昨日の記事でも書きましたが
「自分の欲の取り扱い」というのも、ひとつのテーマとしてあります。

ここから先は個人的な話になりますが
私の妹は太陽が牡牛座です。

自分の欲しいものにとても素直で、しかもそこに向かっていくバイタリティーはスゴイです。
絶対に手に入れる、実際に手に入れる
現実化のエネルギーがあります。

そして私は太陽が水瓶座です。

自分の地上生活での欲求に、自分では気が付かないのか?
現実面での欲に対して、考えるのも苦手だし
欲しいものは?と聞かれても、よくわからないのです。
(地上生活という言葉は、水瓶座的視点です)

それで自分は後回しにしてしまい、後になって寂しい気持ちで嘆くパターンが多かったですね。
今でも自分後回しは、たまにやっちゃいます。
(ただ水瓶座って目立つところがあるので、そのように見られないけど 笑)

牡牛座新月のエネルギーの今日、妹をお手本に自分の欲に素直になってみる
ということをしようと思います。

ところで、星座は3つの行動パターンである、クオリティに分かれています。
同じクオリティーのエッセンスも取り込んで、自分の持つ星座の領域が輝いていきます。

クオリティは以下のようになります。
・活動宮 牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座
・不動宮 牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座
・柔軟宮 双子座 乙女座、射手座、魚座

なので私の場合、水瓶座(風)の太陽が輝くためには
同じ不動宮の牡牛座(地)、獅子座(火)、蠍座(水)のエッセンスが必要なんですね。
ただそれぞれ火地風水と元素が違うので、すんなりとはいきません。
どちらかというと苦手な分野ともいえます。

しかし、エネルギーは矛盾する力があるからこそ、安定かつ力強い力を発揮します。
相反する、矛盾する力も取り込み、自分の魂を磨いていくのですよね。

苦手と感じるところにこそ、新たに道を開くもの、宝物があるのでしょうね。

ということで、個人的に苦手な欲というものに、向きあってみようかと思います。

 

 

 

 

 

 

また再び自分の大地に力強く立つ

さて前回の続きで、23日の明け方に見た夢の話です。
牡牛座新月に近いだけあって、牡牛座的要素が含まれていました。

私は足が痛くて、自分の力で立つことができず
でも杖をつきながらも、必死に仕事をしていました。
周りの人たちは仕事をせず、さぼっていて楽しそうなのに
私がしなければ!と必死に働いていたのです。

そして、杖を盗まれてしまいました。
それでも必死に働こうとしましたが、
力が入らずにそこに座り込んでしまいます。

自分の足を眺めながら
「もしかして立てないのは、気持ちの問題かもしれない。
ちゃんと自分の力で、立てるのかもしれない。」
そう思ったところで、目が覚めたのです。
(クララみたいですね)

個人的にいろいろ象徴的なものが含まれていて、けっこう衝撃的でした。

そしてこの夢、とても牡牛座的だなあと思ったのです。

12星座トップの空をかける牡羊座の後が、牡牛座です。
ここで初めて大地に立ち、身体の感覚を持ち
豊かな恵みを生み出す、私たちの大地となっていきます。

ただ牡牛座初心者は、そこへ到達するまでに
自分の欲やエゴの取り扱い、他者との境界線という学びがあります。

自分の価値を認められず、他者から満たされようとしたり
隣の芝生が青く見えて、自分の大地をほったらかしにして
他者の領域で豊かになろうとします。
そして相手を独占してしまったり・・・。

輝く牡牛座になるためには、まずは自分の大地に、自分の足で立つところから始まります。
他者の価値観ではなく、自分の価値観で決めて
自分で自分を豊かにしていきます。

時間はかかるけれども、けっしてあきらめない心で進んでいきます。
しかもその道のりは、身体を持った喜びで満たされ
大地と宇宙からもたらされる、恵みを受け取りながら
原初の感覚が開かれていきます。

やがて、豊かさを他者と分かち合い
自分だけでなく、他者の可能性も開いていく
自らが豊かな恵みを生み出す、大地となっていく
それが輝ける牡牛座ですね。

そして多様性の世界で、多くの人々と共に学び語り、真実を分かち合う双子座の領域へと引き継がれていきます。

例え牡牛座に天体を持っていなくても、12星座の心の領域は全て、私たちに宿っています。
12星座、牡羊座から魚座までの道のり
さらにそれを繰り返し、こころを磨いて
螺旋のように魂が成長していきます。

明日26日21時過ぎ、天空では牡牛座の領域で新月となります。

自分の意志と価値観を胸に、また再び自分の大地に力強く立つ、そんな新月のように感じます。