私たちの内なる星に良い悪いはない

私たちは小宇宙であり、それぞれ内なる星のエネルギーがあります。
その星同士は響き合って、連動して発揮していきます。
それは、ホロスコープに図解されているアスペクトです。

アスペクトは星同士の共鳴、響き合いです。
それは一人一人、違う響きを持っています。
それによりエネルギーの方向性は変わります。

つまり星座よりも、アスペクトが優先されるんですよね。
同じ星座の人同士でも、響き合っている星が違えば、出方は全然変わってきます。

最近のセッションではアスペクトを主に採用するようになり、より深くホロスコープのリーディングができるようになりました。

それでなぜ最近かというと、実は私アスペクトが難しくて、イマイチ使えなかったんです。
昨年は占星術をブラッシュアップしようと、さらに学びにいきました。

関口シュン先生の目からウロコの講座で、スッキリと仕組みがわかり(本では学べない知識ばかりでした)
Luminaさんの体感アスペクトセミナーで、星の響き合いだということが、身体でドーンと腑に落ちたのです。
しかも私たちは星に祝福されて生まれてきたことが、実感することができとても感動しました。
皆一人ぼっちではなかったんだなって。
愛でしかなかったんだって。

やはり知識+体感があって、本当に知ることができるんですよね。

その後、自身のホロスコープをもう一度見返して、そういうことか!と納得な部分がたくさんあり
セッションでも少しずつ使えるようになり、検証をしてきました。

アスペクトを知ると、本当に面白いです。

ハード、ソフト
吉凶
と思いがちですが、本当は違います。

星のエネルギーにそもそも良い悪いはないです。

でも一人一人の扱い方次第でもあります。
闇にも扱えるし、善きことにも扱える
選択は自分自身です。
だからこそ、無意識でいるのではなく
意識的に生きることは大切です。

そして星同士の響き合い(アスペクト)は、最終的に全てが調和に向かい、
それを自分のため、他者のため、さらに社会のために発揮できるようになっていきます。

 

ただ私が私であることが輝くこと

生まれた時の星の配置を示すホロスコープ
これは人生の青写真であり、羅針盤みたいなものです。

この地球に生まれた時に、魂が選んできた星のパワー
それは私たちの生命エネルギーともいえます。

それを人生の様々なシーンで、鍛えたり磨いたりして
自分の人生を自由にクリエイトするために
そして他者のため、さらに社会のために
より善きことへと扱えるようになっていきます。

なので占星術は、「あなたはこうです」と型にはめるものではないです。
ホロスコープは成長の可能性を秘めているものです。
だから星のパワーは今の扱い方と
1年後の扱い方は全然変わっていたりします。

主体的に生きていれば、自然と星のパワーは
統合されて、人生のシーンで発揮しています。
何でもそうですが、自分の持つ刃は磨く必要がありますね。

逆に自分の考えを他の何か(ふわふわスピリチュアルとか)に預け入れて
自分の人生を受け入れようとしないでいると
自身の星のパワーに振り回されます。
バラバラなままでいると、強制的に使わされることが起きます。
それは星のせいじゃなくて、自分で引き起こしているんですよね。

だって本当は成長するのが自然だから
樹木があれこれ考えなくても、大地に根を張り
太陽に向かって成長するように
春に花を咲かせて、秋には実をつけるように
私たち人間も、ただ自分であることなんだと思います。

それは何もしないということではなく
老子の説いた「無為自然」ということですね。
(無為自然についてはこちらの記事をどうぞ➾★★★

占星術では、自分の中の生命エネルギー(星のパワー)の
流れ、方向性、ロジックを理解できるのが面白いです。
それをホロスコープに図解されているのが、アスペクトです。

アスペクトは星同士のエネルギーの共鳴、響き合いです。
それは一人一人、違う響きを持っています。
同じ太陽の星座同士でも、アスペクトが違えば
エネルギーの方向性は全く変わります。
(星座よりアスペクトが優先されるからです)

長くなったので、アスペクトについてはまた書きますね。

 

火星が牡羊座にある今、考えること

昨日の続きを書く前に・・・
惑星と星座(サイン)があって、どうなってるの?と疑問の方もいらっしゃると思います。
ざくっとですが、占星術的にご説明すると
惑星はエネルギーであり、星座(サイン)は領域または空間です。
(夜空に浮かぶ実際の星座とは違います)

地球を中心に12星座(サイン)の領域が、ぐるっと円になっており
そこを惑星がそれぞれのスピードで動いています。
星座自体にエネルギーはなく、そこに滞在する惑星に
価値観やエネルギーの方向性を与えます。

さて現在、火星が牡羊座にありますね。
昨日は火星のことを書きました。

火星のホームである、牡羊座の領域は
いのちを燃やして、新世界目指して走りだす、勇気ある星座です。

でも牡羊座の成長の初期段階は、まだ怖くて新たな世界に飛び出せません。
(星座は成長させるものです)
前の魚座で、全てと一体化した空間から
ひとりで新世界へ飛び出ることに、恐れがあるんですよね。

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だから、まず自分を知る
自分を好きになる
自分の力を養う
自立する。

そして恐れとともに、新たな挑戦をしていくのです。
恐れは乗り越えることはできません。
恐れがあるから、私たちは強くなれるし
無謀なことをしないでいられるのだから。

恐れを克服するのはあきらめて、行動するしかないんですよね。
行動していくうちに、あんなに怖かったのがいつの間にか大丈夫になっていた
結果的に克服していた・・・
そこに気付いた時、自分への信頼が築かれます。

しっかりと自身の恐れを見つめて、それでも立ちあがる姿は美しいです。

その姿に周囲の人たちは、勇気をもらえますものね。

これは牡羊座に惑星を持つ人だけではなく
全ての人に牡羊座の領域があるのです。
(惑星がある人は、特に学びになるし強みになる)

そして大地に足をつけて立つところから、次の豊かさを所有、生み出す牡牛座へと引き継がれていきます。

火星が牡羊座にある今、自立するとはどういうことなのか
自分で感じ考えてみる良い機会なのでしょうね。