覚醒メモ②~質的転換

前回の覚醒メモ①の続きです。

魂が身体という社(やしろ)に納まったといえども
それをしっかり定着させ、括り付ける必要はありました。
これでやめてしまったら、快苦、ポジティブとネガティブで揺れ動く二元の世界へと、後退するであろうことは感じていました。
自分がバラバラな状態に「もう二度と戻りたくない」という気持ちも強かったのです。

何度も何度も站椿により、こころと身体を揃え
自身を内観していく作業は、一見地味で辛い修行に感じるかもしれません。
しかしこのプロセスでの確かな成長を味わい、「結果的に」多くの収穫がありました。
(このあたりは今までブログに書いてきましたので割愛します)

今までの取り組みは、覚醒に至るまでの基礎を固めるようなものだったと思います。

それはエネルギーの量を増やし、質を高め、燃焼を良くし、
エネルギーの器である、身体を強くすることでした。
やっと質的転換というのは、こういうことだったのか!という感じです。

私はスピリチュアルにどっぷりだったころ、覚醒すること、無になること、サイキック的な能力をのばすことを目的としていたんですよね。
まあ「欲」ってやつですよね。
その欲には、いろんなものが吸い寄せられてきますからね。
そして、エネルギー枯渇状態に陥ったわけです。

この2年半あまりの私のプロセスは、「安全に」覚醒にいたるものであると思います。
そして、誰にでもできることです。(意志さえあれば)
特に覚醒を欲していたわけではなく、ただ集中して取り組んでいたら「結果的に」なったものです。
妄想の入り込む余地のない、現実的に体感が強く伴うものです。

あれだけ怖がりシャットアウトしていた、スピリチュアルの世界はもう大丈夫です。
魂がどっかりと自分の中心にあるから。
しっかりと大地と接続されているから。
自分の目で判断できるから。

闇の部分を見てきたし経験もしましたが、何にでも光と闇の部分はあるものです。
良い悪いもないと、今では思います。
違いを分かったうえで、自分が選択し活かしていくかが大切なんですよね。

そして大事なことは、他者から、どこか崇高な存在から、もらった答えではないということ
全て自分の中から気付き、発見し、答えを得たものであることです。


また覚醒したからこれで終わりではなく、ここから私の本番が始まるのだろうと感じています。
螺旋のように上昇していくものですからね。

そして、脳の体感に伴って、もうひとつあります。
それは、見える世界が変わったことです。
視界が変わっちゃいました。

それについてはまた続きます。

 

覚醒メモ①

熊野合宿以降、私の中で大きな変化があったので
自分の記録のために残しておこうと思います。
またこれを読む方にも、何かしらのきっかけにもなればとも思います。

熊野から日常に戻り、またいつものように朝のボディーワークをしていました。
站椿(たんとう)をしていると、脳内がむぎゅむぎゅ動く感覚がありました。
これは今までの練習では無かった体感です。
それまでは脳の中より、延髄部分の爽快感がありました。

熊野から戻り一日目、二日目はなんか動くなあという感じでした。
三日目にはスコーンと何かが抜けるような感覚が起こり
なんとも脳内が気持ちが良い!のです。

例えていうなら、何日も便秘だったのが開通した後のようなスッキリ感です。
(こんな例えですみません)
脳の中のどの部分か内観してみると、間脳あたりでした。
そこがまるでスペースが空いたようで、スッキリ爽快感!
なんだこれ!でも気持ちいい!

しかも站椿を終えても、そのスッキリ感は絶えず持続しています。
さらに内観してみると、どうも松果体を中心に何かがほどけたようです。
イメージ的には固い蕾が、ふわっと花開いたよう。
今までどれだけ、ギューッと小さく縮こまっていたのでしょう。

松果体については、メラトニンを作るくらいしか知識が無いのですが、
感覚的には第三の目と関係しているような・・・。
これは感覚的なものだけなので、また調べてみようと思います。

松果体を中心とした体感が起こると同時に、私の中でひとつのブロックが消えたのがわかりました。
私、今までスピリチュアルやサイキック的なものを、シャットアウトしてきたんですよね。
(このスピリチュアルブームと逆行して笑)
それが、そろそろ受け入れてもいいんじゃない?というのが、奥から湧き出てきました。

はい、このタイトルにもつけましたが「覚醒」という言葉を使うことさえも、嫌だったんです。
友人に言わせると「相当、頑なに」拒んでいたそうです。

以前の私は、スピリチュアルな世界にのめりこんでいました。
でものめり込むほどに、自分がバラバラになっていったのです。
自分の考えさえもわからない、常に頭にもやがかかっているような状態でした。

視える人によると、身体から魂が部分的に離脱していたそうです。
それが本当かどうかわかりませんが、不安定だったのは確かです。
身体がとにかく動けない、エネルギー枯渇状態でした。
簡単に、自分ではない他者に明け渡してしまっていたような状態でした。
これが2年半前のこと。

そこからスピリチュアル的なことはシャットダウンして
ボディーワークに専念してきました。
特に站椿は時間をかけて取り組みました。
一番大変だったのが依存体質からの脱却でした。

取り組み続けるうちに、頭にかかっていた「もや」が取れて、自分の考えがはっきりしてきました。
身体がどんどん丈夫になり、まともに日常が過ごせるようになり
身体の力が上がると同時に、こころも強くなっていきました。
少しずつ少しずつ変容を重ねていきました。

約一年前、大きな変容がありました。
(仮面の女神に出会ったのも大きかった)
はっきりと心と身体が結び合い、魂が響き始めたのがわかりました。
この時期は、ちょっとしたことで心が震えて(感動して)泣いていましたね。

この時、魂が身体という社(やしろ)に、完全に納まったのだと思います。

長くなったので続きはまた。

 

癒しの力、魚座満月へ向けて

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現在、水星が乙女座で逆行中、そして17日魚座満月に向けて月は満ちていきます。
乙女座ー魚座ラインは癒し、浄化の力です。
水星が逆行中なので、過去の痛みが表面に出てくるかもしれません。

こころに何か引っかかること
ほんの少しの違和感
それを見なかったことにしないで
見つめていきましょう。
そこから過去の痛みと繋がっていくかもしれません。

魚座満月に向けて、浄化、癒しが高まっていく時
重いこころの荷物を捨てる時です。
自己ヒーリング、自己調整は
もちろん素晴らしく
自分が自分の最高のヒーラーです。

ただ時には他者に頼ることも必要です。
自分では気付かないところを、癒してくれます。
浄化も早まります。

身近にヒーラー、セラピストはいない時は
愛する人にハグしてもらいましょう。
友人でも仲間でも、大好きな人と。
ハグをすると、お互いのハートのチャクラが向かい合い、共鳴します。
その響き合いは、お互いを癒し、愛を思いださせてくれます。

こころの痛み、辛い思い出、それが表面に出てくることは
愛を思い出させてくれる、きっかけなのかもしれませんね。

魚座満月は世界と溶け合い、無条件の愛へと導いてくれます。