いのちのダイナミズムを感じる蠍座木星逆行と射手座下弦の月

明日9日は射手座の空間で下弦の月です。
それと木星も留となり、逆行の準備を始めます。

 

下弦の月の時期は手放しの時。

月が射手座の空間にある時、月を眺めると必然的に銀河の中心を見ることになります。

私たちが所属する天の川銀河の中心は、地球から見て射手座の方向にあるからです。

 

銀河の中心は魂の故郷とも言われています。

 

この地球にやってきた時の魂の願い、この地球でやりたかったこと

それはなんだったのでしょうか?

 

たくさんのやりかけのことがあったり、こころが揺れて気が散ることがあったり、癒されてない部分があったりすると、本当は何がやりたかったのかわからなくなります。

 

やりかけのことは終わらす

自分がやらなくても良いことは、誰かにおまかせして終わらす

気が散ることは手放す

癒されてないところも浄化していく

そういったことで、本当の願いが自然と見えてくるのだと思います。

 

3月21日春分から本格的な2018年のスタートです。

始まりの時は、重い荷物がない方が軽々~と歩き出せますものね。

太陽が魚座にある春分までは、いらない思い込みや制限は手放していきましょう!

 

そして、すでに水星と金星が牡羊座入りしています。

素直でストレートな表現が大切です。

好きなことは好き!

誰がなんと言おうと、私はこれがやりたいっ!て言っちゃいましょう。

 

ただそこに土星が現実的に!暴走はしないで計画的に!と、突っ込みも入れてますが・・・。

木星の逆行が始まり、今年2018年の全惑星順行期間は今日で終わりです。

一年のほとんどの期間を、何かしらの惑星が逆行しています。

前に進むことも大切ですが前のめり過ぎず、足元を確かめながら、内側と向き合いながら進むことも大切だということですね。

 

木星の逆行期間は7月11日までです。

 

木星は蠍座ですから、さらに心の奥深くに潜り、闇に光を当てていくこと

そして本当に大切なものを握りしめ、変容して自由に飛び立つプロセスです。

 

逆行開始の地点から見ると

こころの力を、現実に生きる力にしていく

目に見えない力を、現実に生きていくことと結び合わせる

というところでしょうか。

 

逆行期間中は冥王星とも響きあうので、さらに変容を促されそうです。

 

いのちの源に深く潜り、何を見出すのでしょうか?

またまた濃い~期間になりそうですね。

 

そして変容は1人ではできませんから、誰かとの関わり

深いところでの心の触れ合いがあるからこそ、気付けることがあります。

地球で生きている間だからこそ、触れ合える

摩擦もあるかもしれませんが、だからこそ新たな私に出会えるのでしょうね。

 

誰かと触れ合うことで、泣いたり怒ったり喜んだり幸せを感じたり、感情の波は命の波でもあります。

 

深く潜り変容し、そして飛び立つこの木星蠍座のシーズンは、さらに命のダイナミズムを感じる時なのだと思います。

めいっぱい味わっていきたいものですね。

 

 

木星蠍座のスポットライトと土星の基盤

10月10日に木星が、天秤座から蠍座へ移動するということで、ここ最近は関連したことを書いていこうと思います。

木星は約1年間、ひとつの星座に滞在します。

なので12星座を一周するのに、約12年です。
(木星の動きにより、干支が作られたとも言われてますね)

木星が滞在する星座の影響は、私たち全員が受けとります。

これから蠍色の木星スポットライトが、皆に当たるイメージです。

 

けっこう流行するものにも影響があるんですよね。

例えば映画「君の名は。」

これはまさに木星の天秤座の要素って感じでした。

(ちなみに私は最近ようやく見て、感動しました)

 

木星は可能性を拡大する惑星です。

新しい経験から叡智を受け取り、社会の中で豊かさや可能性を表現していきます。

自分だけOKでなく、他者や世界にもOKとなっていくパワーです。

 

そして木星は全てに光を当てます。

チャレンジを促し、可能性を広げていきます。

そして見たくなかったもの、闇の部分へもスポットライトを当てていきます。

 

今までの天秤座にあった一年間は、人間関係やパートナーシップにスポットライトが当てられ、私たちにチャレンジを与えられました。

それでグーンと駆け上がったということもあるでしょうし、逆にきつい膿みだしのようなこともあったと思います。

 

さて、これからの蠍座色の木星スポットライトですが

蠍座は深く深く底へ潜っていく星座

深い闇の部分へも、光を当てていきます。

 

例えば性のこと、セクシュアリティのこと

欲望の取り扱い、お金や秘密のことなど

これは1人だけのものではなく、必ず他者とのシェアが入ってきます。

 

天秤座はお互いに向かいあい

照らし合うようなパートナーシップですが

蠍座ではお互いに溶け合い、そして新たな私に変容します。

とても濃い~です。

 

そして嘘はつけません。

これは特に自分が自分に嘘をつけない

正直に生きるしかなくなってくる

ということだと思います。

それでちょっと思い返してみてください。

 

土星が蠍座に滞在した期間の

2012年10月~2015年9月のこと。

(逆行もあったので、2014年12月~2015年6月は射手座でしたが)

 

土星は私たちの足元をしっかりさせ、基盤を作ります。

だからこそ木星で豊かに拡大していくという、対の様な働きもあります。

土星で畑を耕し、木星で枝葉が伸びるというイメージですね。

 

なので、土星が蠍座にあった時期に、しっかり自分の闇と向き合い、頑張ったならば、

これからの一年間は拡大発展していきますし

その時の宿題が残っていた場合は、また取り組むという感じです。

 

さてとっても濃い感じの蠍座、どのような一年になるのでしょうか?

私も土星蠍座の時を、もう一度振り返ってみようと思います。

 

今夜は中秋の名月ですね!

良い月が見られますよう照れ

 

冥王星の逆行が終了~それでも消えない光と共に

本日28日お昼頃、山羊座で上弦の月です。

同じく山羊座にある冥王星は、4月から始まった逆行を終了しました。

 

4月からの約5ヶ月間を振り返って、いかがでしたでしょうか?

冥王星は太陽系の一番端にあり、銀河との接続点です。

冥王星が人生の中で働く時、もう一度心と身体と魂を結びなおし、新たな生き方に変容していきます。

 

この地球にやってきた時に、約束してきた使命を思い出し、魂の望む生き方を創りあげていきます。

 

大きな変容となりますが、これまでの人生を

否定するようなものではなく

今までのことがあったからこそ、今の私がある

今までの経験を全て活かしていく力です。

 

使命とか魂の生き方というと現実生活や日常から、かけ離れるようなイメージもあるかもしれません。

もしかけ離れていたとしたら、それは使命でもないし、魂の生き方ではないと思います。

 

全てが日常にグラウンディングしていくものですね。

 

例えば、大切な家族や友人との時間を大切にしたり

洗濯を干すのも、お茶を入れるのも

全てが無意識ではなく、愛がこめられていくもの

 

冥王星は大きな愛を思いださせてくれて
そして全ての生活にこめられ

一瞬一瞬がかけがえのないものだと気付き

今を生きることに繋がっていきます。

 

だから、自分にとって無理をしていたことは、終わりになっていくし、

生き方が変わっていくこと

どう自分があるかなんだと思います。

 

この春から、なかなか思うように進まなかったり

心がボコボコになるようなこともあったり

自分の弱さを知ることもあったかもしれません。

 

だからこそ、自分の本当に大切にしたいことが見えるし

また立ちあがる時に、力強くなっている自分を発見します。

 

それでも消えなかった光を大切に、人生を再び創造していく時。

そして何かを付け足したり変えようとするのではなく、ありのままの私を表現していくのだと思います。

 

現在「留」となっている冥王星は、10月に順行に戻り

そして10月10日に木星はさそり座に入ります。

 

冥王星はさそり座の守護星です。

 

闇を見つめるほどに、力強く立ち上がり変容し新しくなっていく

光だけでは進めない

闇も光も全て受け止めて

自分にとって最高、最上を選び取っていく時です。

 

さそり座や冥王星について書く時、いつも思いだす映画があります。

「ゼロ・グラビティ」

 

全てをあきらめかけた主人公が、また再び立ち上がり自分の人生を生きる、まさに変容の物語です。

その中で主人公のセリフが印象的です。

「結果はどうあれ、これは最高の旅よ!」

 

木星がさそり座に滞在する一年間、そんな風に言える私でありたいと思います。