さて前回の続きで、23日の明け方に見た夢の話です。
牡牛座新月に近いだけあって、牡牛座的要素が含まれていました。
私は足が痛くて、自分の力で立つことができず
でも杖をつきながらも、必死に仕事をしていました。
周りの人たちは仕事をせず、さぼっていて楽しそうなのに
私がしなければ!と必死に働いていたのです。
そして、杖を盗まれてしまいました。
それでも必死に働こうとしましたが、
力が入らずにそこに座り込んでしまいます。
自分の足を眺めながら
「もしかして立てないのは、気持ちの問題かもしれない。
ちゃんと自分の力で、立てるのかもしれない。」
そう思ったところで、目が覚めたのです。
(クララみたいですね)
個人的にいろいろ象徴的なものが含まれていて、けっこう衝撃的でした。
そしてこの夢、とても牡牛座的だなあと思ったのです。
12星座トップの空をかける牡羊座の後が、牡牛座です。
ここで初めて大地に立ち、身体の感覚を持ち
豊かな恵みを生み出す、私たちの大地となっていきます。
ただ牡牛座初心者は、そこへ到達するまでに
自分の欲やエゴの取り扱い、他者との境界線という学びがあります。
自分の価値を認められず、他者から満たされようとしたり
隣の芝生が青く見えて、自分の大地をほったらかしにして
他者の領域で豊かになろうとします。
そして相手を独占してしまったり・・・。
輝く牡牛座になるためには、まずは自分の大地に、自分の足で立つところから始まります。
他者の価値観ではなく、自分の価値観で決めて
自分で自分を豊かにしていきます。
時間はかかるけれども、けっしてあきらめない心で進んでいきます。
しかもその道のりは、身体を持った喜びで満たされ
大地と宇宙からもたらされる、恵みを受け取りながら
原初の感覚が開かれていきます。
やがて、豊かさを他者と分かち合い
自分だけでなく、他者の可能性も開いていく
自らが豊かな恵みを生み出す、大地となっていく
それが輝ける牡牛座ですね。
そして多様性の世界で、多くの人々と共に学び語り、真実を分かち合う双子座の領域へと引き継がれていきます。
例え牡牛座に天体を持っていなくても、12星座の心の領域は全て、私たちに宿っています。
12星座、牡羊座から魚座までの道のり
さらにそれを繰り返し、こころを磨いて
螺旋のように魂が成長していきます。
明日26日21時過ぎ、天空では牡牛座の領域で新月となります。
自分の意志と価値観を胸に、また再び自分の大地に力強く立つ、そんな新月のように感じます。