夏至のポイントで掲げる旗

昨夜21日は夏至を迎え、太陽は蟹座のスタート地点にあります。
夏至はひとつの切り替えポイント。

蟹座はこころの基盤、ルーツを表します。

今まで支えてくれた人たち、その思い
大切にしたい人や気持ち
人との関わりの中で、大切なものって見えてきますね。

この先、何を大切にしていくのか
内側にある思い
明日23日までは、夏至の扉が開いているので
ぜひ確認してくださいね。

そして心地よく動ける環境も整えていくこと
それには時間もかかることもあるし
コツコツ整えることもあると思います。

でもその基盤があるからこそ、安心して歩んでいけますものね。

ところで蟹座のスタートのサビアンシンボルが

「船で船乗りが古い旗を降ろし、新しい旗を掲げる」

船は1人では動かせません。
たくさんの人が乗っていて、それぞれの配置があって動いていけます。

蟹座の地点って、理屈とかこれをやると得だとかじゃなくて

「私がやりたいから」

「私が好きだから」

その思いを共感しあって、ひとつの集団を作っていく
同じ船に乗って、旗を掲げていく

今、太陽と天王星が響き合っていて
今までのやり方ではなくて
もっともっと枠を超えて
空間も超えて、人とのネットワークも繋がっていく

この夏至のポイント、あなたはどんな旗を掲げますか?

ここから秋分まで動いたことが実を結び、秋に収穫されていきます。

28日は山羊座で満月
ここからは、いろいろ手を広げるより
集中していくことが促されていきます。

 

エネルギーの方向性を明確にすること

昨日の夏至はいかがお過ごしでしたか?

 

けっこう雨は降りましたが、なんとなくあたたかく沁みるように感じました。

傘をささずに外に立ってみたら、とても気持ち良かったです。
(夏至の奉納気分で、舞いの練習もしました)

 

私自身この夏至は、今の自分を見つめ、どこに立ちどんな方向性でいくのかを、明確にする時間でした。

「エネルギーの方向性を明確にすること」

これはボディーワークで、意識して訓練するところです。

そのおかげで、思考、身体、こころと一致して、向かうことができます。

 

これはボディーワークに限らず、人生全般に言えることです。

 

エネルギーを養い、高めるのは大切ですが

同時に方向性を明確にすることで、活きていきますね。

 

春分、夏至、秋分、冬至の大きな区切りの時に
方向性や自分の立ち位置を、明らかにすることで
また次のサイクルが巡っていくのだと思います。

 

個人的に、春分からのサイクルは
芋虫がサナギになる時のように
中身が一度ぐちゃぐちゃに溶けるような感覚でした。

 

特に今回は、過去生からの後悔や願いまで気付いたりして
(だから私は今回、太陽星座が水瓶座なんだってわかった)
けっこう深かったですね。

 

成長、進化していく過程は、順調に右肩上りになるわけではなく

一度底に落ちて、自分の闇やらなんやらを見つめさせられる時があります。

 

そこで自分の情けなさや弱さや未熟さを、とことん味わって
それを受け入れて、また立ち上がるといったことをしていきます。

 

その立ち上がる時に、大きな収穫があったり
さらに心やエネルギーに筋肉がついて、ひと回り大きく成長します。

 

落ちている時は大変だし
そんな風に考えてる場合ではないけれど
闇の部分と対面できること

ダメな自分を受け入れること
それはまた成長できるチャンスなんだなと思います。

 

闇に落ちるのは悪いことではなく
いかにそこを見つめ、何かを掴み
また立ちあがることが大切ですね。

 

なんて、ようやくこの夏至で言えるようになりました(笑)

明日は夏至 今この時の私にふさわしい場に立ち、これから進む太陽の道を見つめる

明日21日、早朝に新月前の細い月と金星が接近します。

(天候が悪いから見られないかな?)

そして13時24分頃、夏至を迎えます。

夏至はひとつの節目となります。

一年の内で日が最も長く
陽の気が極まり、陰に転じていく時です。

 

エネルギー的には発散、開放ですね。

 

こういった季節ごとの節目を感じること

自然の移り変わり、こころや身体の変化を感じることで

私たちは宇宙や自然のリズムと共に

生きていることを思いだします。

 

節目ごとに自分の内を見つめ、振り返り、また次のサイクルの方向性を見つめると良いと思います。

 

いつだって、自然や宇宙のサイクルと生きているのだけど

時折そこに意識を向けることで、チューニングされるように
こころや身体やエネルギーが揃っていくのでしょうね。

 

無意識より、意識的になってみると
自分一人で生きているのではなく
たくさんの命と連動していると感じられます。

 

常に動きの中で生きている私たち

それが自然であり、停滞は澱みを生み出します。

変化するのが自然ですね。

 

一番変化するのがこころ、感情です。

 

占星術的には、夏至は蟹座シーズンの始まりです。

蟹座のエレメントは水
水は感情を司ります。

 

どんな感情が出てきても、そこに良い悪いはないですが
何かひとつに執着しすぎて、気持ちが凝り固まってしまうと
恨みつらみと何やらドロドロになって、澱んでいきます。

 

それは自分自身でも気持ち悪いでしょうし
周りにも良い影響を与えませんね。

 

感情は観察してから、流していくのが一番ですね。

エネルギーワークをしてもらったり
誰かに聞いてもらって、分かち合うのも良いですし
ボディーワークなど身体からのアプローチも良いですね。

 

それがあるからまた元気になって、人生をクリエイトする太陽の道に向かって、歩んでいけます。

感情に溺れている間は、歩けないですものね。

(たまに溺れてみるのもオツですけど)

 

そして蟹座は、ホロスコープの位置では
宇宙の一番底にあたります。

私たちの精神的基盤、こころのより所
「場」「フィールド」ですね。

 

なのでこの夏至では、自分の安心できる場、活動するフィールドを、どこまで広げるか(または狭くするのか)、意識してみるのも良いでしょうね。

 

それぞれに最大限に発揮できるフィールドって、違いますものね。

それもその時々によって、変化していくのだと思います。

 

今この時の私にふさわしい場に立ち、これから進む太陽の道を見つめる

良い夏至の日をお過ごしください。