1月31日は満月、そして皆既月食となります。
日本では久しぶりに見える皆既月食ですので、天文関連で盛り上がってますね。
●月食はパワーがある?
月食の時はパワーがあるのですか?とご質問がありました。
パワーがあるのかどうかは、正直私にはわからないです。
パワーがある時とない時というのは、無いのでは?という私の考えです。
自然はいつでも変化しています。
変化の中で生命力に満ちています。
冬でさえもその寒い土の下で、新たな生命が芽吹きに向けて準備をしています。
なので満月だからといって、特別ではないです。
いつでも特別です。
星や月がこうだから、すごいということはありません。
(これ以前に書いて、ある人に怒られたけどやっぱり書く 笑)
この瞬間の星の配置は、誰かの出生のホロスコープです。
特別パワーのある日と、そうではない日があるとしたら
特別なパワーのある人と、そうではない人がいることになります。
そうではないですものね。
だから特別にパワーのある満月はありませんし、月や宇宙は特別なパワーを送ってはくれません。
ただいつも私たちがどう生きるのか?星から問いかられていて
それにどう応えて生きていくのかですね。
満月は満ちる時です。
月はこころの鏡みたいなもので、満ちるほどに鏡が大きくなります。
だから心、感情の波が湧きあがりやすいのでしょうね。
見えにくかった思いが湧きあがり、月に反射してまた返ってくるみたいな(笑)
だからこそ、その思いを大切にできるし、その奥にあるさらに大切なことに気付けるのでしょうね。
●半年間の獅子座のテーマを振り返る
31日の満月は獅子座の空間でおこります。
昨年、8月22日は獅子座で新月、この時は皆既日食でした。
獅子座のテーマがよりクローズアップされていた半年間でした。
これは獅子座に天体を持つ人だけではなく、12星座のエッセンスは全員にあり、成長、進化のプロセスでもあります。
31日の満月はこの半年間を振り返り、自身の成長や得たものを確認し感謝する時です。
獅子座のテーマとして
自分の輝きを見つける
表現すること
自尊心と誇り
プライド
純粋さ
希望
自己肯定
賛美する
あきらめない
信念と覚悟
などがあります。
いかがでしょうか?
このテーマからぜひこの半年間を振り返ってみてくださいね。
●私の個人的な振り返り
私自身、この半年間に自分の輝きをいったん見失い、また再び見出しました。
また自分を表現するということも、ありのままの自分を出すことに挑戦でもありました。
つい争いを避けたり、空気を読み過ぎたりしてしまうのですが、自分の思いを大切にしようと行動できたと思います。
「ありのまま」というと、いろんな解釈がありますが
これは何もしなくて良いということではありません。
これについて書くと長くなるので、それは置いといて・・・。
実際のところ、ありのままの私を表現して生きるのは、始めは勇気がいります。
本当の自分では受け入れられないはずという思いこみが強く、それらの癒しも必要でしたし。
それに良い人仮面をかぶっても、本心は滲み出て来てしまいますから。
私自身まだまだですが、この世界に自己顕現できるようさらに磨いていきたいと思います。
ところで、古代バビロニア時代から、月食の記録が残っているそうです。
身代わりの王がたてられたくらい、凶事が起こると恐れられた月食。
神々が住むと信じられた星々の世界で、月が隠されるというのは恐ろしく見えたのかもしれませんね。
現代は月食のメカニズムは分かっていますから、天文イベントとして楽しめます。
私は・・・たぶん早く寝てしまうかな( ̄ー ̄;
なぜか月の光が最近は苦手だったり。
まあそれぞれの体感に合わせて、月食をお楽しみくださいませ。
どう過ごすかは、身体の感覚が一番教えてくれますから。
ちなみに食の始まりは20時48分頃
食の終わりは0時11分頃です。