水瓶座満月のメッセージ

8月15日21時29分頃

水瓶座のエリアで満月です。

 

約半年前の水瓶座の新月は

旧暦で2019年のスタートでした。

1年の折り返し地点

この半年を感謝と共に振り返り

収穫を味わう時でもあります。

 

半年前の新月は

大きな視点での志や理想を見つめた後
現実的にどうやって動いていくか?

どんな人とどう関わって
物事を動かしていくのか?

 

具体的なシステムを構築したり

実際に動いていくこと

創造性を発揮していく

というところでしたが

いかがでしたでしょうか?

 

満月ごとに振り返ることで

自分と向き合い

今の地点を明確にでき

また次のステップへと動きだせます。

 

水瓶座は風のエレメントなので、知性を司ります。

現実的にどう動いていくのか?

作戦は完璧!にしていく水瓶座。

 

考えること、知性を使うことを大切にします。

 

今回の満月は、月と向かい合う獅子座の太陽と金星が寄り添っています。

生きる喜び、実感、人生を楽しむ獅子座のパワーを

水瓶座の知性で、この人生に落とし込んでいくこと

 

考えることで、喜びを抑えるんじゃなくて

喜びで生きるには、現実的にどうしていくのか?ですね。

 

考えるより感じろといいますが

もちろん感じることは大切です。

でも感じただけでは

現実的に動いていきませんものね。

 

感じたことを、知性を使って

現実にしていくにはどうするのか?

具体的に考えることは大切です。

 

また水瓶座はより普遍的で

大きな宇宙的視点の知性ですから

この地球で生かされている命を

どう使って世界に貢献していくのか

魂の視点で見つめてみるのも

この満月は良いですね。

 

宇宙は愛でできている。

水瓶座の愛の視点

意識してみてはいかがでしょう。

 

満月のサビアンシンボルは

「大きな熊が座って、自分の足すべてを振っている」

 

 

熊のシンボルとしては

人間の無意識な状態における「危険な状態」および「残忍な人間性」をあらわします。

また熊は、月の女神ダイアナに仕える動物で、月の象徴する「自然の変化」を受けます。

(シンボル事典 北星堂 より)

 

誰の中にもある獣性、それが熊というシンボルなのかもしれません。

 

この満月に向けて、様々な思い

悲しみや怒りなども噴出することもあると思います。

人間は獣ではないですから

怒りにまかせて・・・というより

知性を使ってコントロールしていくこと

 

これは無理やり抑えつけるのではなく

怒りや悲しみに光を当て

その奥にある本当の思いを

すくい取っていく

 

それをどう昇華していくのか

人生にどう反映させ

現実を動かしていくのか

 

自分で考えて選択していくことの

大切さを感じる満月ですね。

夏至と海王星の逆行

22日は夏至ですね。

夏至は一年のうちで太陽が

最も高い位置までのぼります。

 

夏至点は22日0時54分頃なので

日本では明日21日が一番

太陽の光が元気な日ですね。

明日の朝日は、ぜひ浴びたいところです

 

陽が極まり、陰へ転じる時

ひとつの大きな切り替わりの地点です。

 

占星術的には蟹座シーズンのはじまり

季節では夏のはじまりです。

今まで磨いてきたもの

高めてきたものを

のびのびと開放していく

そんな時期なのでしょう。

 

ケルトでは宇宙を明るくする

三つの光線が放たれるのが

夏至の日だとか。

広い世界へと放たれる

そんなイメージですね。

 

そしてこの夏至の前

明日21日は海王星が

動きを止めます。

 

逆行を始めるのが

6月28日頃なので

海王星が留の状態で

夏至を迎えます。

 

海王星の影響を感じる

今年の夏至ですね。

 

海王星は現在は魚座にあり

逆行により魚座のど真ん中まで

位置を戻していきます。

期間は今年の11月27日までです。

 

魚座にある海王星の逆行

これはスピリチュアルなものを

どう日常に落とし込んでいくか

ふわふわした夢物語でなく

現実と結びつけていくことを

確認していくような

期間なのではと感じます。

 

スピリチュアルというと

高次元とつながるとか

見えないものが見えるなど

サイキック的な能力が

目立っているように感じますが

 

能力がどうかということと

スピリチュアルに生きることとは

関係ないのではないでしょうか。

 

無意識に繰り返しがちな日常ですが

全ての生活や習慣の中で

スピリチュアルがどう活かされるか

なのだと思います。

 

例えば、スーパーで買い物したもの

そのうちの卵ひとつとっても

たくさんの人、命が関わっています。

 

何も思わなければただの卵

だけどレジの人、陳列した人

仕入れた人、運んだ人

卵を産んだ鶏

それを世話する人

鶏のためのエサを作る人

それぞれを育んだ水や空気や

辿っていくとわけわからないほどの

多くの存在が関わっています。

 

卵を調理していただく時

「いただきます」と言いますが

全てに感謝の意味ですものね。

 

料理をするのも

家族のために愛情こめてつくる

これもスピリチュアルですものね。

 

そういった見えないものを感じること

そして感謝をすること

自分の日常の行為に

愛をこめていくこと

 

それはきっと、祈りのようなものかもしれません。

 

見えない存在を感じること

その存在に対しての祈りもそうですね。

 

例えば私の実家の庭先には祠がありました。

氏神様と呼んでいますが

その氏神様の名前は今でも

自治会名で残っていて

その土地の守り神のような存在です。

 

子供の頃から、出かける時

帰ってきた時は必ず

氏神様に手を合わせました。

 

見えないけれども

見守ってくれるような存在

そこに感謝をするのも

祈りなのでしょうね。

 

生かされている自分を感じながら

日常の全てが祈りとなる

 

もちろん疲れちゃって

手を抜きますってことも

あるかもしれませんが(笑)

 

それはそれで仕方がないので

無意識で自動的にすることより

愛情込めたり丁寧に生きたりと

そんな祈りのような日常が

少しでも増えていくと良いですものね。

 

来月は蟹座と山羊座で

新月食と満月食がありますし

ドラゴンヘッドも蟹座にあります。

(ちょっと興味深い配置なので、これはまた改めて書きます)

 

自分を支えている

基盤のような日常を

どう過ごすのか?

どうスピリチュアルを

現実に落とし込んでいくのか?

 

見つめてみるのに、この夏至は

良い機会なのではないでしょうか。

乙女座上弦の月とグランドクロス

本日10日15時頃、乙女座のエリアで上弦の月となります。

 

とても印象的な星の配置ですね。

海王星、木星、太陽、月で

大きな十字(グランドクロス)が

天空に描かれています。

さらにいろんな星が響き合い

神秘的な配置もありますね。

 

グランドクロス

十字の点を結ぶと□になりますが

その中である一定の圧がかけられ

それを突破していくことで

大きく前進していくイメージです。

 

種が芽吹く時

あたたかく包まれていた

土の圧を押しのけて

地上に芽を出すような感じですね。

 

ただ今回は

柔軟宮の星座の位置なので

すっごい圧ではないですが

心が揺れることもあるかもしれません。

 

揺れながら、心の純粋な部分を

見つめるといった感じでしょうか。

そのための空間をつくることも大切です。

大切なことを忘れていないか?

一度立ち止まり、自分の心と向き合う時でもあります。

 

思いにとらわれず、見つめてみる

そして許しということも、キーワードであります。

 

これは誰かへの許しではなく

自分への許しですね。

どんな思いが出てきても

そうだよねって受け止める

ジャッジしないことも大切です。

 

乙女座の上弦の月

さらに柔軟宮のグランドクロスなので

「調整」もかかります。

 

私が思う乙女座にぴったりな

摂生という言葉がありますが

摂という字は、白川静さんの常用字解によると

「小さなものを取り集める」という意味だそうです。

 

自分の心の中の小さな思い

ふと浮かんだこと

今感じていること

取りこぼさずに大切にして

 

そして自分も周りも

全てが最善となるよう

調整をしていく時なのでしょう。

 

 

これから17日射手座満月

22日は夏至と

また大きな切り変わりの時

その前のこの調整期間

焦らずゆっくりと自分と向き合う

時間をとってみてはいかがでしょうか?