海王星とスピリチュアル

今日の月は魚座にあり、海王星と接近中。

海王星はスピリチュアルな天体で、思いの力、浄化、想像性、芸術、ビジョン、霊的な力などを司ります。
違いや隔たりを溶かして、大きなひとつの命であることを思いださせてくれます。
全ての生命が尊いものであることを、気付かせてくれる天体です。
それは人間だけでなく、植物や動物、物質的なものから、見えない存在まで全てです。

海王星のエネルギーは、より人生の中で発揮されると、心豊かに過ごせるものとなります。
例えば、言語や民族が違っても、同じ音楽で感動し涙を流す時、それは海王星が働いている時です。
違いがあっても、通じ合えるものがある。
それは心が豊かに感じる時でもありますね。

また地球のどこにいても、そこに空はあって、夜になると星が見えます。
きっとどの国の方も、星空を見て美しいと感じると思います。
お互いに確認はできないし、距離も離れているけれど、星をみて美しいと思う時、共通の感動を共有しています。
そんな時も海王星の世界ですね。

ただどの天体も、より成長や進化の方向性に発揮されるものと、ちょっと残念な発揮のされ方があります。
(残念な発揮といっても無くすことはできなくて、両方ともあるものなのですが)

海王星の場合は、現実から逃避して、その世界に溺れる、中毒になるということもあります。
例えば・・・
お酒やドラッグに溺れる
愛する者のために、自己犠牲で全てを捧げる
ファンタジーの世界に没頭する
神や天使など見えない存在に、自分を明け渡す
などなどあります。

現実に生きている自分を無くしちゃうイメージですね。

海王星が司るスピリチュアルな世界
海王星は今は魚座にありますが、現実からの逃避ではなく、この現実が美しく実りあるものにしていくには、スピリチュアルな力をどう扱うのか?問いかけられているのでしょう。

これからは個性の時代だとも言われますが
それぞれの違いが、争いや搾取ではなく
お互いの個性をリスペクトし
愛や平和の世界で生きること
そこにスピリチュアルな海王星の力は
とても大切なのだと感じます。

海王星が魚座にあるのは、2026年1月までとロングスパンです。
期間が長いと普段は意識しづらいですが
約ひと月に一度、月が海王星と近づくたびに、ふと思いおこさせてくれるのでしょうね。

天王星の牡牛座時代スタート

天王星が牡羊座に入ったのは、2011年3月12日でした。
この間、私は私であるという
本来の自分に目覚める時です。
(社会的にはエネルギー革新の時代でしたが、こちらのブログでは個人レベルの話をします)

これが私!というものを、発見する7年だったのではないでしょうか?

牡牛座に天王星が滞在するのは
2018年5月16日~11月7日
いったん牡羊座へと逆行して
2019年3月6日~2026年4月26日です。

ところで、三位一体

こちらを占星術で当てはめると
魂は冥王星
精神は海王星
身体は天王星
となります。

魂と精神と身体の統合をしていくことで、私たちは真に自分を生きることになるのだと思います。

身体の感覚を司る牡牛座に天王星ですので、より身体の目覚めの時代になっていきます。

物質的な限界点の土星までの波動は、とらえやすいのですが
天王星以降の遠い天体になると、細やかになり分かりづらくなります。

順番としては
冥王星
海王星
天王星
土星
木星
火星
太陽
水星
金星

地球

地球から冥王星に向かって遠ざかるほどに、細かい波動になるので感じにくくなります。

月は最もわかりやすい感情、こころ、身体を司ります。
そして金星は、月の部分を守る形で、身体の感覚(五感)を司ります。

月の部分である、こころや身体の声を無視していたり
金星の部分の、身体の感覚、心地良さやトキメキ、好きなもの、美意識をないがしろにしていては
それ以上の遠い天体のエネルギーを、感じるのは難しいです。

こころ、身体の部分を大切にしていくこと~月と金星を満たすことで
次第に遠い天体の細やかな波動を捉え、宇宙や自然と共に生きることに繋がります。

天王星以降は、物質の限界である土星の向こうですので
エネルギー、波動の世界になります。

天王星が身体というと、ちょっと不思議かもしれませんね。

身体はただの肉の塊ではないですよね。
分子間で見れば、細かい振動を起こしているし
気が経絡を通り、全身を巡っています。

さらに身体の物質的なものを超えて、広がるエネルギー的な身体もあります。
チャクラ、マカバ、ライトボディーと、身体ってどれだけ多次元的な構造になっているのか、面白いですね。

この目に見えないけれど、確かに身体の波動としてあるものを、天王星が司っています。

ところで「健全な精神は健全な肉体に宿る」ということわざがありますね。
身体が健全であることで、精神だけでなく、魂もしっかりと自分のど真ん中に座るのだと思います。

神社に例えると、身体は社(やしろ)です。
神殿と言ってもいいですね。

社がガタガタで整備されてないと、どうでしょうか?
神さまはちゃんといるのでしょうか?
手入れのされていない神社を思い浮かべてみてください。
ちょっと怖いですよね( ̄ー ̄;

これは自身にも当てはまりますね。
身体という神殿をピカピカに磨いていくことで、 精神も魂も安心して真ん中にどーんといられます。

三位一体~魂(冥王星)、精神(海王星)、身体(天王星)の統合ですね。
そうすることで、真に魂の声を聴く、魂の観点で生きることに繋がっていくのだと思います。

天王星がおうし座に入っていくことで、さらに身体で敏感に波動を捉えることが増えてくると思います。

身体は大切なこの人生の乗り物です。
身体の目覚めの時といっても、いつも身体を無視していては眠ったままです(笑)

目に見える部分も、目に見えない部分も、両方整えていくことが大切ですね。

天王星が牡牛座にある時代、より細かい波動をとらえていくことになり
また小宇宙であるこの身体を通して、より宇宙を知っていくのだと思います。

そして天王星が牡羊座にあった時に見つけた「これが私!」を
さらに現実的に活用していく時でもあります。
この世界へ自分という存在を顕していく
そんな時なのでしょうね。

水星の逆行

7日新月に向けて欠けていく月の期間

来週6日は水星逆行開始と天王星の牡牛座入り
7日は新月で海王星と合
何だか忙しい宙模様ですね。

全惑星の順行期間はもうすぐ終わり
今年最初の逆行は水星からです。
水星の逆行期間は、3月6日(水)〜3月28日(木)

よく水星の逆行期間は、通信や交通機関の乱れが起こりやすい
言葉の行き違いや連絡ミスが多いなどと言われますが・・・
逆行期間でなくても、普通にある時はあります。
ただそこに意識がフォーカスしやすいのかもしれません。

逆行期間は移りゆく時の中で
忘れてしまったものを
思いだすような時でもあるので
大切なものを取りこぼしてないか
見つめるのに良い期間ですね。

今回の水星逆行は、魚座の最終地点から
魚座のど真ん中の位置まで戻り
海王星と合となって
そして順行へとなります。

海王星に禊ぎを受けるイメージですね。

水星はコミュニケーションを司りますが
言葉の行き違いで起こったこと
うまく伝えられなかったこと
人との関わり、コミュニケーションの中で起こった傷を
洗い流していくような時なのかもしれません。

言葉は時に心を救わることもあれば
とても傷つくこともありますものね。

私自身、とても引っ込み思案でもあり
人前で話すなんてとんでもなくて
また誰かと話す時も
「これを言ったら怒るかもしれない。気分を損ねるかもしれない。」と
いつも考えに考えすぎて、結局言いたいことを言えず・・・
そんな若かりし頃を過ごしてきました。

自分の考えや意見を言うなんて
討ち死にレベルで恐ろしかったですね。

とはいえ、そうしていても人生はうまくいかないし、孤独なので
少しずつ自分の言いたいことを言えるように、訓練していきました。

占星術のワークで、自分にOKを出してきたことや
身体を整えることから、自立が進んだこと
今世から過去生レベルの癒しに取り組んだこと
恐ろしくてもブログを書き続けたこと
一番身近な夫に、素直な気持ちを言うように心がけたこと

いろんな要素が良かったと思います。
今では自分の思い、考えを以前に比べたら、ずいぶんと自由に出すようになったなと感じます。

それでも最近は、言葉による傷がまた浮上してて
ああまだまだ癒されてない部分があるんだなあと思います。
それも丁寧に見ながら、癒して解放していっています。

新月に向けて欠けていく期間でもあるし
魚座シーズンでもあるので
よけいに浮上してくるのかもしれません。

魚座は癒しと浄化ですものね。

これからの水星の逆行期間、
過去の痛みを癒し
今関わっている人たちと
もっと愛のコミュニケーションをしていくこと
それを促されているのかもしれません。

敏感な方は、すでに逆行の感覚があるかもしれないですね。