新しい時代に生きる~土星と変革とゆるむこと

昨日20日の午後、土星は山羊座へと移動しましたね。

 

土星は一つの星座に約2年半滞在します。

その間、その星座の課題を示し、私たちがしっかりと地に足をつけ、

責任と信頼のある人生を歩むことを、指南してくれます。

 

これから2023年まで、土星はホームとなる星座である

山羊座と水瓶座に滞在します。

 

土星が、より土星のパワーを発揮しやすくなります。

 

土星は長い目で見ると、変化を促す星です。

(人間の時間単位では、じっくり時間をかけてという感じになりますが)

土星の向こうには、変革の星である天王星が控えています。

 

宇宙は常に変化しています。

私たちが住む地球も、一時として同じ瞬間はなく、変化をしています。

 

その変化する宇宙の中で、より自分らしく生きること

そのために土星は、時という制限をかけて鍛えてくれます。

そしてもう十分に成熟した時、次の変革の星、天王星にバトンタッチしていきます。

 

これから2023年にかけて、社会の仕組みも変化していきます。
(山羊座に冥王星がありますし)

固定したものではなく、流動的になっていく中で

ますます自分の軸がしっかりしていることが、大切になってきます。

 

他人の評価や社会や周りの意見でなく

自分がどう生きたいのか

どうありたいのか

何を幸せに感じるのか

何を大切に生きていきたいのか

 

それが一層問われてくるのだと思います。

 

明日22日は冬至ですね。

陰が極まり、陽に転じる時。

 

ゆるみと締まりでいうと、陰はゆるみです。

 

変化していく中、流動的な世界では、適度にゆるんでいることが大切ですね。

 

ガッチガチになって、これは絶対に正しい!

絶対にここはゆずらない!って、いきすぎると

足元がぐらぐらになってしまいます。

 

ゆるみがあるからこそ、軽ーくひょいひょいって、流れの中を渡っていけます。

ネコちゃんがそうですもんね。

 

この冬至から年末にかけて、ゆるむことを自分に許可していくも良いですね。

 

こころのこわばり

身体のこわばり

ゆるませていきましょう。

 

意外と身体って力が入っています。

身体がゆるむと、こころもゆるみますし

こころがゆるむと、身体もゆるみます。

 

私もそうだったのですが、けっこう自分を律することに頑張りすぎて

力が入り過ぎてしまっていることってあります。

 

ゆるんでみると、自分が今までいかにゆるんでいなかったかが、とてもわかります。

身体って良くも悪くもその状態に慣れてくれますから。

 

ヒーリングを受けられたクライアントさんも

ゆるんでみて、今まで身体がこわばっていたことに、気が付いたり

軽くなって初めて、今までが重かったことに気が付いたり

なんてよくあります。

 

自分ではゆるんでいると思っても、

本当にゆるむと、今までがそうでなかったってビックリします。

 

身体を緊張させるのは簡単ですが

ゆるむことって、案外難しかったりします。

 

そんな時には他者のサポートも受けながら、ゆるんでいきましょう。

 

ゆるむと周りの優しさや愛も、一層感じられると思いますよ。

 

 

またこれから少しずつ、土星のことも書いていきたいと思います。

 

双子座の太陽と射手座の月が、私たちを挟んで向かい合う日

本日9日22時過ぎ頃に満月です。

 

占星術的に満月は地球から見て

双子座の方向に太陽

射手座の方向に月があり、

この二つの天体が、私たちのいる地球を挟んで

向かい合っている状態です。

 

二つの向かい合う力が、まるで磁石のように引き合い、満ちていく時。

満月は完了であり、向かい合う星座同士のエッセンスが、統合されるからこそ、完成していくんだなあと理解できます。
(実際は90度の関係の星座も合わせて)

 

双子座は、たくさんの情報を交換し、真実を分かち合い、必要な知識をその人、その場に合わせて発信し、その人の向かう方向へと押し上げます。

 

射手座は、自らの冒険の経験を元に、専門性を極め、真理を追究し、理想を持って人を導きます。

 

どちらもいろんな勉強をしたり、いろんなことをやってきたけれど、最終的には的を絞り、人を指導したり導いていきます。

(蛇足ですが、現在土星が射手座にいるので、太陽星座が双子座、射手座の方は、特に的を絞るようになっているかもしれません。土星が余分なものは、カットしていくので)

 

これから太陽が蟹座へ入るまで(6月21日夏至)の、この双子座のシーズンは、その絞った的を元に間引きをする時期でもあるのでしょうね。

 

野菜などを育ててみると分かりますが、芽がたくさん出始めた時に間引きをしないと、ぎゅうぎゅうになってしまい、ちゃんと成長できないんです。

 

間引きと言っても、それまでの経験で得たことは、もちろん宝物です。

何一つ無駄なことは無かったし、そのことによって成長、進化してきたと思います。

経験で得たものは、違うシーンであっても、その人の力として発揮されるものになります。

 

次の夏至からのステージへ向けて、今までの感謝と共に脱ぎ捨てて、どんどんシンプルになっていくのでしょうね。

脱ぎ捨てるものは、これまでの思いこみだったり、制限だったり、自分はこうだからという設定でもあるかもしれませんね。

 

この満月で描いた理想、こんな生き方をしたい、こういう未来を創りたい、それに沿った行動をして、可能性を拡大していく夏がやってきます。

 

もっともっと自由に理想を描いてみてくださいね。

 

ところで、今日は満月だけあって、体液が満ちている感覚です。

(だからか、頭の中心の松果体あたりがモヤッとしてます)

 

今朝のボディーワークの時に、血管が全身に張りめぐらされ流れているのを、一気に実感しました。

 

この身体のネットワークはすごいですね!

それぞれの機能を果たしながら、私という生命体が今ここに存在しています。

 

身体を知ることは、自分という小宇宙を知ること

身体は大宇宙の縮図でもあります。

宇宙好きな私は、身体を知ることはいつも感動があります。

 

立夏、水星逆行から順行へ~光も闇も全部の私で

土用明け、本日5日は立夏、夏のシーズンへと入りました。
そして水星は昨日、逆行から順行へ転じました。

土用の期間でもあり、水星逆行の期間でもあった4月半ばから
身体と心を養いながら、少し過去を振り返ったり
見直しをしたり、改善したりなど少し立ち止まる時でした。
そこから、また少しずつ動き始める頃ですね。

それを祝福するように、今夜から出現する水瓶座η流星群が、7日の明け方に極大です。

月は11日さそり座の領域での満月に向けて、満ちていく時です。

さそり座の月、おうし座の太陽が向かい合う満月の状態
さそり座とおうし座のラインは、生命の強さ輝きを感じます。

「生きる」よりもっと「生き抜く」といった方がぴったりきます。
地球の核で燃えるマグマのように、根源的な生命の力
それは光も闇も全て抱えどんな状況だろうと、それでも生きていく
大地に力強く立つ、意志の強さでもあります。

きっと光の部分だけでは、前に進めないのかもしれません。
自分の中の闇を見ないようにしたり、切り捨てたりしていたのでは
自分の人生を歩めないのだと思います。

だからこそ、水星逆行や土用期間である4月のように、少し立ち止まり
自分の中の弱さ、未熟な私と向き合い
事実をそのまま受け止める
そしてそんな自分でもOkを出せる
そういった時期も必要なのでしょうね。

そんな時だからこそ、人のやさしさが身に沁みたり
一緒にいてくれる人、分かち合う存在がいることを
とてもありがたく思えたりするんですよね。

今現在関わっている人、過去に関わった人、さらに先祖にいたるまで
たくさんの人との関わりで、生きていること
本当に一人ぼっちになることはないんだと
そこに気付いた時、とてもありがたい気持ちになります。

さそり座もおうし座も、こうと決めたら何がなんでも進んでいく強さを持ちます。
全然ダメじゃんっな、ブラックな自分も共に
全身全霊で生きていく意思の強さですね。

どんな自分でもまるっと受け止めて、抱きしめて
どの自分も全員参加して統合し、また立ちあがっていく
そのたびに、またバージョンアップした私でいけるのでしょうね。