突拍子もなかった天王星的な恋愛の話し

昨日、金星について書いたので、また続けてみたいと思います。

金星は恋愛で出やすいと書きましたが(実際は金星と火星がセットですが)
自分の金星がどの星座にあるかで、どのように愛されたいか、扱われたいかなどに影響を与えます。
また趣味とか好みなどにも出やすいですね。

例えば私は金星の星座は水瓶座なので
宇宙とか古代遺跡とか大好物です。
甘い会話よりも、知を刺激する会話が好きです。
そしてやっぱり「こんな人他にはいない!」という突拍子もないような、個性的な人が好きです。

ただ星座は価値観や好みなので、実際に恋愛における行動は違います。
私の金星は土星とつながっています。(アスペクト)
なのでどんなに個性的で魅力的な人でも、現実的に無理(女性にだらしないとか、結婚してるなど)だと、内なる土星がばっさりといきます。

重要なのは土星的な、誠実さ、信頼、時間をかけて関係性を積み上げることとなります。

こんな風に金星だけではなく、どの星とつながっているかで、同じ星座でも違うんですよね。
これはお一人お一人違うので、面白いなあと思います。

ところで、どう考えても土星が発揮されなかった恋愛が、過去にありました。
もう20数年前の話ですが、とんでもなく個性的な方とお付き合いしたことがありました。
後にも先にもあんな恋愛はないんじゃないかなと思います。
(突拍子過ぎて、詳しくは書けませんが)

それでその時期のホロスコープがどうなっていたか、見てみました。
私の持つ金星の位置と、空で動く天王星の位置が、ばっちり重なっていた時期でした!

天王星・・・その勢いは土星の枠や安定さをぶち破ります。
天王星のパワーで、まるでアクシデントのように、今までとは違う体験をして、新たな自分に気付いていきます。
個性、自由、覚醒、変化、リニューアル、オリジナリティなどのキーワードがあります。

それで、その方とお別れしたのは、ちょうど天王星が離れていった時でしたよ(笑)
また土星モードに戻ったのです。

まあ当時は大変だったわけですが、時間がたった今は良い経験だったなあと思います。
あのおかげでこんな自分がいたんだ!という発見がありましたから。
あの時、私の金星が天王星モードに入ったんですよね。
元々持っている土星モードだけでは味わえない、良い体験でした。

空で動く星は、私があまり使ってなかった星のパワーを発動させて、新たな気づきを促すので、面白いなあと思います。

特に天王星はゆっくり動きます。
12星座を一周するのに約84年です。
自分の持つ星に天王星スイッチが入るのは、人生の中でそう何度も無いことです。

今まで自分はこんなものだと思っていた枠組みを
天王星はぶち破り、枠から解き放つ役目となります。
あらたな自分に出会える、そしてまた新しい自分で歩んでいける
そんな天王星のスイッチ、大事にしていきたいですね。

最終的に金星から天王星の話になっちゃいました。
今見ている視点から、また違う角度で見させてくれる天王星は、個人的に好きな星です。
なんといっても自転軸が天王星だけ、横倒しですからね。
他の星と見る角度が違うんですよね。

「!!!」な体験をした時、それは天王星スイッチが入った時かもしれませんね。

ところで、今現在の空では、天王星と水星が同じ位置にいます。
今までとちょっと違う考え方だったり
いつもと見る視点を変えると、新たな突破口が開かれそうですね。

いつもと違う視点・・・高いところにでも登ってみようかしらね。

純粋な愛を見つけてまた再び歩き出す

金星は28日夜に牡羊座へ入りました。

金星は愛の表現、愛される喜び、身体の感覚(五感)、自然への賛美、調和、センス、趣味、快楽などを司ります。
金星は人生を彩り豊かにするものですね。
簡単に言うと、トキメキです。

恋愛で一番出やすいですが、全ての人間関係において仲良くなったり、調和を保つのにも金星パワーはなくてはならないものです。

金星は2月にも牡羊座へ入りましたが、3月から4月半ばまでの逆行でいったん魚座まで戻り、また再び牡羊座へとやってきました。
逆行で魚座に戻ったことで、悲しみや嘆きをいったん吐きだし、
その泥のような闇のような中で浄化され
純粋な愛を見つけてまた再び歩き出す
そんな流れのように感じます。

鳥がうたうように
花が咲くように
私たちも、ただただ自分の中の愛を、表現する季節なのでしょうね。

今現在の太陽は牡牛座にあり、牡牛座の守護星は金星です。
また明日30日、金星は最大光度です。
明けの明星として、キラキラと輝く金星
太陽が昇っても、光度が高いので青空の中でも輝いて見えます。

少し早起きして、輝く金星を眺めながら、私たちの内にある輝きも感じてみると良いでしょうね。

けっこう生活に追われていると、置いてきぼりになりがちなトキメキ
いつもの生活にトキメキを意識してみるのも良いですね。

そうやって内なる金星パワーが元気だと、こころが穏やかになるし、いつでもそこに愛を感じられるようになるんですよね。

今、金星は土星と響き合っているので、変に浮足立たず、誠実さと真心を持って歩んでいくことを応援しているようにも感じます。

牡牛座新月に思うこと

本日26日21時過ぎに、牡牛座の領域で新月となります。

●●座で新月とか満月とか、どういうことかというと
私たちが住む地上では、方角を確認する時に東西南北を使います。
私たちが住む地球から、宇宙の方角を確認するのに
占星術的に12星座を使います。

地球が真ん中で、その周囲をぐるっと12個の星座のお部屋(領域)があり
惑星がそれぞれのスピードで動いている、といったイメージになります。

ちなみに実際の星座とは違います。
空間とか領域と考えていただくと良いと思います。
占星術では星座ではなく、サインといいいます。
(私は星座と言ってますが)

それぞれの星座の領域ごとに、性質が違ってきます。
よく学校のクラスごとで、優等生っぽいとか元気いっぱいとか、雰囲気が違うのと似ていますね。

先日「星って動くんですか!?」とビックリされた方がいらっしゃいました。
全ての星は動いています。
恒星である太陽さえも、銀河全体の中では動いています。

銀河だって移動してますものね。
いつか私たちの所属する天の川銀河と、アンドロメダ銀河が衝突する時、どのようになるのかワクワクします。
まあ40億年先なので、見れませんが。

ちょっと脱線しましたが、今回の新月は地球から見て、牡牛座の方角であるということです。
なので、牡牛座の要素を持った新月になります。

牡牛座については、昨日の記事でも書きましたが
「自分の欲の取り扱い」というのも、ひとつのテーマとしてあります。

ここから先は個人的な話になりますが
私の妹は太陽が牡牛座です。

自分の欲しいものにとても素直で、しかもそこに向かっていくバイタリティーはスゴイです。
絶対に手に入れる、実際に手に入れる
現実化のエネルギーがあります。

そして私は太陽が水瓶座です。

自分の地上生活での欲求に、自分では気が付かないのか?
現実面での欲に対して、考えるのも苦手だし
欲しいものは?と聞かれても、よくわからないのです。
(地上生活という言葉は、水瓶座的視点です)

それで自分は後回しにしてしまい、後になって寂しい気持ちで嘆くパターンが多かったですね。
今でも自分後回しは、たまにやっちゃいます。
(ただ水瓶座って目立つところがあるので、そのように見られないけど 笑)

牡牛座新月のエネルギーの今日、妹をお手本に自分の欲に素直になってみる
ということをしようと思います。

ところで、星座は3つの行動パターンである、クオリティに分かれています。
同じクオリティーのエッセンスも取り込んで、自分の持つ星座の領域が輝いていきます。

クオリティは以下のようになります。
・活動宮 牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座
・不動宮 牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座
・柔軟宮 双子座 乙女座、射手座、魚座

なので私の場合、水瓶座(風)の太陽が輝くためには
同じ不動宮の牡牛座(地)、獅子座(火)、蠍座(水)のエッセンスが必要なんですね。
ただそれぞれ火地風水と元素が違うので、すんなりとはいきません。
どちらかというと苦手な分野ともいえます。

しかし、エネルギーは矛盾する力があるからこそ、安定かつ力強い力を発揮します。
相反する、矛盾する力も取り込み、自分の魂を磨いていくのですよね。

苦手と感じるところにこそ、新たに道を開くもの、宝物があるのでしょうね。

ということで、個人的に苦手な欲というものに、向きあってみようかと思います。