明日は夏至 今この時の私にふさわしい場に立ち、これから進む太陽の道を見つめる

明日21日、早朝に新月前の細い月と金星が接近します。

(天候が悪いから見られないかな?)

そして13時24分頃、夏至を迎えます。

夏至はひとつの節目となります。

一年の内で日が最も長く
陽の気が極まり、陰に転じていく時です。

 

エネルギー的には発散、開放ですね。

 

こういった季節ごとの節目を感じること

自然の移り変わり、こころや身体の変化を感じることで

私たちは宇宙や自然のリズムと共に

生きていることを思いだします。

 

節目ごとに自分の内を見つめ、振り返り、また次のサイクルの方向性を見つめると良いと思います。

 

いつだって、自然や宇宙のサイクルと生きているのだけど

時折そこに意識を向けることで、チューニングされるように
こころや身体やエネルギーが揃っていくのでしょうね。

 

無意識より、意識的になってみると
自分一人で生きているのではなく
たくさんの命と連動していると感じられます。

 

常に動きの中で生きている私たち

それが自然であり、停滞は澱みを生み出します。

変化するのが自然ですね。

 

一番変化するのがこころ、感情です。

 

占星術的には、夏至は蟹座シーズンの始まりです。

蟹座のエレメントは水
水は感情を司ります。

 

どんな感情が出てきても、そこに良い悪いはないですが
何かひとつに執着しすぎて、気持ちが凝り固まってしまうと
恨みつらみと何やらドロドロになって、澱んでいきます。

 

それは自分自身でも気持ち悪いでしょうし
周りにも良い影響を与えませんね。

 

感情は観察してから、流していくのが一番ですね。

エネルギーワークをしてもらったり
誰かに聞いてもらって、分かち合うのも良いですし
ボディーワークなど身体からのアプローチも良いですね。

 

それがあるからまた元気になって、人生をクリエイトする太陽の道に向かって、歩んでいけます。

感情に溺れている間は、歩けないですものね。

(たまに溺れてみるのもオツですけど)

 

そして蟹座は、ホロスコープの位置では
宇宙の一番底にあたります。

私たちの精神的基盤、こころのより所
「場」「フィールド」ですね。

 

なのでこの夏至では、自分の安心できる場、活動するフィールドを、どこまで広げるか(または狭くするのか)、意識してみるのも良いでしょうね。

 

それぞれに最大限に発揮できるフィールドって、違いますものね。

それもその時々によって、変化していくのだと思います。

 

今この時の私にふさわしい場に立ち、これから進む太陽の道を見つめる

良い夏至の日をお過ごしください。

海王星、火星、金星 今目の前にあるもの、寄り添ってくれる存在と共に味わいながら

火星は昨日5日に蟹座の領域へ
金星は本日6日に牡牛座の領域へと
星は動いています。

現在、火星と金星は響き合いながら
夏至前には海王星と共に、天空に小さな三角形を描きます。

この3天体の響き合い、とても美しいものに感じます。

パッと見は、なんてロマンチックなんでしょうといった感じです。
まあ恋愛ネタは置いといて(笑)

金星は牡牛座の守護星なので、本領発揮!な領域になります。
自分の愛するもの、気に入ったものを
とにかく味わって、味わって、味わって、味わい尽くす(反芻)
五感全てを導引して、味わって・・・以下省略

先日に金星は天王星と重なってからの、牡牛座入りですので
余分なものをそぎ落とし、五感キレキレな感じですね。

この世界に生きる喜び
身体を持ったことで、感じる喜び
それは全ての自然のエレメントも感じていく
自然への賛美のエネルギーでもあります。

自身の「美意識」を、特に感じやすくなる時かもしれませんね。

そして火星は蟹座の領域にあります。
蟹座はホロスコープでは、宇宙の基盤にあたる場所です。
私たちが何よりも大切にしたい場所
今まで自分を育んでくれた世界
そこが安心、安全だからこそ、成長していくことができます。

火星蟹座は愛する者を守るためなら、どんなことをしても守り抜く
まるで愛の戦士のようでもあります。

愛する者、大切な家族、寄り添ってくれる友人
どんどん愛する対象を増やしながら
安心できる場を形成していくパワーです。

蟹座は活動宮なので、愛するもののために動きを止めません。

愛の場を拡大するエネルギーですね。

そしてこれから夏至に向けて、火星と金星と響きあう海王星。
海王星は全てを浄化し、溶かし、私たちの命をひとつに繋げる働きをします。

海王星はカタチあるものではなく、思いの力
物質的な隔たりのない、愛の力
何も混じりっ気のない、純粋で清らかなものです。

この3天体の響き合いは、私たちがこれから何にフォーカスしていくのか、教えてくれるようでもあります。

その行いの、その根底には何があるか?ということ
思いひとつで、身を置く世界は変わっていくこと
それは、自分の中で最も美しい夢や希望なのだと思います。

絶望や闇の中でも、離さないで持ち続けたもの
それは余分なものをそぎ落とし、シンプルな自分になっていくほど
よりクリアに見えてきます。

もちろん思っているだけでは、世界は変化はしませんが
まずは始めのその思い
それがいつでも基盤になり、迷ったらそこに戻れるような
指針になるものを、見定めるような夏至前のこの時なのでしょうね。

そして今目の前にあるもの、寄り添ってくれる存在と共に味わいながら、希望を大切に育てていきたいですね。