海王星、火星、金星 今目の前にあるもの、寄り添ってくれる存在と共に味わいながら

火星は昨日5日に蟹座の領域へ
金星は本日6日に牡牛座の領域へと
星は動いています。

現在、火星と金星は響き合いながら
夏至前には海王星と共に、天空に小さな三角形を描きます。

この3天体の響き合い、とても美しいものに感じます。

パッと見は、なんてロマンチックなんでしょうといった感じです。
まあ恋愛ネタは置いといて(笑)

金星は牡牛座の守護星なので、本領発揮!な領域になります。
自分の愛するもの、気に入ったものを
とにかく味わって、味わって、味わって、味わい尽くす(反芻)
五感全てを導引して、味わって・・・以下省略

先日に金星は天王星と重なってからの、牡牛座入りですので
余分なものをそぎ落とし、五感キレキレな感じですね。

この世界に生きる喜び
身体を持ったことで、感じる喜び
それは全ての自然のエレメントも感じていく
自然への賛美のエネルギーでもあります。

自身の「美意識」を、特に感じやすくなる時かもしれませんね。

そして火星は蟹座の領域にあります。
蟹座はホロスコープでは、宇宙の基盤にあたる場所です。
私たちが何よりも大切にしたい場所
今まで自分を育んでくれた世界
そこが安心、安全だからこそ、成長していくことができます。

火星蟹座は愛する者を守るためなら、どんなことをしても守り抜く
まるで愛の戦士のようでもあります。

愛する者、大切な家族、寄り添ってくれる友人
どんどん愛する対象を増やしながら
安心できる場を形成していくパワーです。

蟹座は活動宮なので、愛するもののために動きを止めません。

愛の場を拡大するエネルギーですね。

そしてこれから夏至に向けて、火星と金星と響きあう海王星。
海王星は全てを浄化し、溶かし、私たちの命をひとつに繋げる働きをします。

海王星はカタチあるものではなく、思いの力
物質的な隔たりのない、愛の力
何も混じりっ気のない、純粋で清らかなものです。

この3天体の響き合いは、私たちがこれから何にフォーカスしていくのか、教えてくれるようでもあります。

その行いの、その根底には何があるか?ということ
思いひとつで、身を置く世界は変わっていくこと
それは、自分の中で最も美しい夢や希望なのだと思います。

絶望や闇の中でも、離さないで持ち続けたもの
それは余分なものをそぎ落とし、シンプルな自分になっていくほど
よりクリアに見えてきます。

もちろん思っているだけでは、世界は変化はしませんが
まずは始めのその思い
それがいつでも基盤になり、迷ったらそこに戻れるような
指針になるものを、見定めるような夏至前のこの時なのでしょうね。

そして今目の前にあるもの、寄り添ってくれる存在と共に味わいながら、希望を大切に育てていきたいですね。

 

 

 

 

 

突拍子もなかった天王星的な恋愛の話し

昨日、金星について書いたので、また続けてみたいと思います。

金星は恋愛で出やすいと書きましたが(実際は金星と火星がセットですが)
自分の金星がどの星座にあるかで、どのように愛されたいか、扱われたいかなどに影響を与えます。
また趣味とか好みなどにも出やすいですね。

例えば私は金星の星座は水瓶座なので
宇宙とか古代遺跡とか大好物です。
甘い会話よりも、知を刺激する会話が好きです。
そしてやっぱり「こんな人他にはいない!」という突拍子もないような、個性的な人が好きです。

ただ星座は価値観や好みなので、実際に恋愛における行動は違います。
私の金星は土星とつながっています。(アスペクト)
なのでどんなに個性的で魅力的な人でも、現実的に無理(女性にだらしないとか、結婚してるなど)だと、内なる土星がばっさりといきます。

重要なのは土星的な、誠実さ、信頼、時間をかけて関係性を積み上げることとなります。

こんな風に金星だけではなく、どの星とつながっているかで、同じ星座でも違うんですよね。
これはお一人お一人違うので、面白いなあと思います。

ところで、どう考えても土星が発揮されなかった恋愛が、過去にありました。
もう20数年前の話ですが、とんでもなく個性的な方とお付き合いしたことがありました。
後にも先にもあんな恋愛はないんじゃないかなと思います。
(突拍子過ぎて、詳しくは書けませんが)

それでその時期のホロスコープがどうなっていたか、見てみました。
私の持つ金星の位置と、空で動く天王星の位置が、ばっちり重なっていた時期でした!

天王星・・・その勢いは土星の枠や安定さをぶち破ります。
天王星のパワーで、まるでアクシデントのように、今までとは違う体験をして、新たな自分に気付いていきます。
個性、自由、覚醒、変化、リニューアル、オリジナリティなどのキーワードがあります。

それで、その方とお別れしたのは、ちょうど天王星が離れていった時でしたよ(笑)
また土星モードに戻ったのです。

まあ当時は大変だったわけですが、時間がたった今は良い経験だったなあと思います。
あのおかげでこんな自分がいたんだ!という発見がありましたから。
あの時、私の金星が天王星モードに入ったんですよね。
元々持っている土星モードだけでは味わえない、良い体験でした。

空で動く星は、私があまり使ってなかった星のパワーを発動させて、新たな気づきを促すので、面白いなあと思います。

特に天王星はゆっくり動きます。
12星座を一周するのに約84年です。
自分の持つ星に天王星スイッチが入るのは、人生の中でそう何度も無いことです。

今まで自分はこんなものだと思っていた枠組みを
天王星はぶち破り、枠から解き放つ役目となります。
あらたな自分に出会える、そしてまた新しい自分で歩んでいける
そんな天王星のスイッチ、大事にしていきたいですね。

最終的に金星から天王星の話になっちゃいました。
今見ている視点から、また違う角度で見させてくれる天王星は、個人的に好きな星です。
なんといっても自転軸が天王星だけ、横倒しですからね。
他の星と見る角度が違うんですよね。

「!!!」な体験をした時、それは天王星スイッチが入った時かもしれませんね。

ところで、今現在の空では、天王星と水星が同じ位置にいます。
今までとちょっと違う考え方だったり
いつもと見る視点を変えると、新たな突破口が開かれそうですね。

いつもと違う視点・・・高いところにでも登ってみようかしらね。

純粋な愛を見つけてまた再び歩き出す

金星は28日夜に牡羊座へ入りました。

金星は愛の表現、愛される喜び、身体の感覚(五感)、自然への賛美、調和、センス、趣味、快楽などを司ります。
金星は人生を彩り豊かにするものですね。
簡単に言うと、トキメキです。

恋愛で一番出やすいですが、全ての人間関係において仲良くなったり、調和を保つのにも金星パワーはなくてはならないものです。

金星は2月にも牡羊座へ入りましたが、3月から4月半ばまでの逆行でいったん魚座まで戻り、また再び牡羊座へとやってきました。
逆行で魚座に戻ったことで、悲しみや嘆きをいったん吐きだし、
その泥のような闇のような中で浄化され
純粋な愛を見つけてまた再び歩き出す
そんな流れのように感じます。

鳥がうたうように
花が咲くように
私たちも、ただただ自分の中の愛を、表現する季節なのでしょうね。

今現在の太陽は牡牛座にあり、牡牛座の守護星は金星です。
また明日30日、金星は最大光度です。
明けの明星として、キラキラと輝く金星
太陽が昇っても、光度が高いので青空の中でも輝いて見えます。

少し早起きして、輝く金星を眺めながら、私たちの内にある輝きも感じてみると良いでしょうね。

けっこう生活に追われていると、置いてきぼりになりがちなトキメキ
いつもの生活にトキメキを意識してみるのも良いですね。

そうやって内なる金星パワーが元気だと、こころが穏やかになるし、いつでもそこに愛を感じられるようになるんですよね。

今、金星は土星と響き合っているので、変に浮足立たず、誠実さと真心を持って歩んでいくことを応援しているようにも感じます。